2024年06月29日

YOLO 百元の恋(原題:热辣滚烫)

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監督:ジャー・リン『こんにちは、私のお母さん』
原作:『百円の恋』(2014/監督:武正晴 脚本:足立紳)
監修:足立紳、武正晴、佐藤現
出演:ジャー・リン(ドゥ・ローイン)、ライ・チァイン(ハオ・クン)、チャン・シャオフェイ(ローダン)、ヤン・ズー(ドゥドゥ)、

32歳のローインは無職で親と同居、仕事もせず親のすねかじりをしている。のべつ食べているので太る一方だ。彼氏を親友に寝取られ、意気消沈しているところ、子連れで出戻った妹と大喧嘩して勢いで実家を出て来てしまった。初めての一人暮らしでご飯を作ってくれる母はいない。生活のためにまかないつきの食堂に職を得た。たまたまボクシングジムのコーチのハオと出逢い、営業トークの苦手なハオは、しぶしぶローインをイベントに誘う。泥酔したハオを部屋に泊めたローインは・・・。

ジャー・リンが『百円の恋』(2014 )の主演・安藤サクラに感銘を受けたことがきっかけて、リメイクが実現しました。武正晴監督、脚本の足立紳、佐藤現プロデューサーを監修に迎えて、オリジナルを大切にしながらコメディエンヌである自身の持ち味もたっぷり加えています。何より驚いたのは、監督・主演を務めメーキャップや造形に頼らず、本当に100㎏から50㎏も減量して撮影に臨んだこと。同じ人?!と二度見してしまいました。
こんにちは、私のお母さん』(2021)で初監督・脚本・主演を果たしたジャー・リンは人気の俳優ですが、本作のために一年以上メディアの前に姿を見せず、増量と減量&ボクシングのトレーニングに励んだそうです。

あんなに怠け者だったローインがハオに心が動いてからというもの、すっかり可愛らしくなったうえ、こまめによく働きます。変わりようにびっくり。愛は強し。そしてボクシングに向かうローインを応援するように鳴り響くのは、あのテーマでした。ここから審査に通るまでの彼女の姿にくぎ付けになります。
この中国リメイク版は『热辣滚烫』(読み:ルーラーグンタン)のタイトルで2024年2月10日に公開され、春節映画のNO.1ヒット作となりました。世界累計興収は740億円超えというのにも驚愕。ダイエットしたい人が飛びついたのか、この映画の後、ボクシング熱も高まったとか。エンドロールには名シーンの後、1月4日(105㎏)から11月24日までの減量の記録が出ました。
「YOLO」とは「You Only Live Once(人生は一度きり)」の略。この映画を観た誰もが「私も!」と背中を押されるような、エンパワーメント作品です。オリジナルもまた見直したくなりますよ。(白)


2024年/中国/カラー/129分
配給:東映ビデオ
(C)New Classics Media Corporation
https://yolo100gennokoi.com/
★2024年7月5日(金)ほか全国ロードショー
posted by shiraishi at 11:53| Comment(0) | 中国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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