2024年06月22日

ジャン=ポール・ベルモンド傑作選 GRAND FINALE

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2021年9月6日に惜しくも世を去ったフランスの国民的英雄にして映画界の伝説(レジェンド)、ジャン=ポール・ベルモンド。
2020年10月、2021年5月、そして2022年9月の3回にわたって彼の主演作20本を厳選して上映し、大好評を博してきた「ジャン=ポール・ベルモンド傑作選」が、ここにその集大成ともいうべき最高のラインナップを揃え、感動のフィナーレを飾ることになりました。その名も「GRAND FINALE(グランドフィナーレ)」。

最後の傑作選、感動のフィナーレ。すべてをやり尽くした男の悔いなき映画人生。
ヌーヴェル・ヴァーグの顔として鮮烈に世界に登場し、体を張った危険なアクションとスタントの数々で現代アクション活劇の父となり、数々のブロックバスター級ヒット作でフランスのNO1.マネーメーキング・スターとして君臨、軽快な爆笑ナンセンス・コメディから文芸感動作まで、演技派名優として堂々たる風格を見せ続けた映画史上最高のスター、ジャン=ポール・ベルモンド。まさに映画の神に愛されたその完璧なるフィルモグラフィは、“面白くなければ映画じゃない“と断言する娯楽派から、“映画は芸術”と譲らないシネフィルまで、すべての映画ファンを唸らせ、虜にしてきた。
待望久しく、長き交渉の末、遂に傑作選に登場する3本は、ベルモンドの華麗なる映画人生において、様々な意味での到達点といえる。まさに傑作選のグランドフィナーレに相応しいこれらの傑作は、ベルモンドが映画スターとしてあらゆることを完璧にやり尽くし、悔いのない映画人生を送ったことの何よりの証であり、「これぞ、映画!」という驚くほどの魅力と感動に満ちて、観る者を圧倒する。
最後の傑作選、感動のフィナーレは、多くのベルモンド映画にとって映画館の大スクリーンで見ることが出来る最後の機会となるだろう。これは、映画ファンの映画人生にとっても極めて重要な体験となるはずだ。
「ジャン=ポール・ベルモンド傑作選」プロデューサー 江戸木純



◆幻の3大傑作 リマスター版上映
おかしなおかしな大冒険 4Kリマスター版

ライオンと呼ばれた男 4Kリマスター版

レ・ミゼラブル 2Kリマスター版

◆これまでの傑作選で上映してきた19本の作品の中から、人気作を厳選したアンコール上映
『冬の猿』4Kリマスター版
『リオの男』2Kリマスター版
『カトマンズの男』2Kリマスター版
『大頭脳』2Kリマスター版
『恐怖に襲われた街』2Kリマスター版 ※日本最終上映
『危険を買う男』2Kリマスター版 ※日本最終上映

提供:キングレコード/JAIHO
配給・宣伝:エデン
公式サイト:https://belmondoisback.com/
★2024年6月28日(金)より新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー!


ジャン=ポール・ベルモンド プロフィール
1933年4月9日、パリ郊外のヌイイ=シュル=セーヌに生まれる。父は著名な彫刻家ポール・ベルモンド、母も画家だった。幼い頃は病弱だったが、その後サッカーに熱中、さらにボクサーになる夢を持つスポーツマンとなった。やがて俳優を志し、コンセルヴァトワールに入学、56年に同校を優秀な成績で卒業する頃にはすでに有望な若手舞台俳優として注目を集めていた。57年の『歩いて馬で自動車で』で長編映画デビュー。
続きは、公式サイトのこちらで! 


おそらく、出世作の『勝手にしやがれ』(ジャン=リュック・ゴダール監督/1959年)をテレビ放映で観て、ジャン=ポール・ベルモンドの風貌が気に入らなくて、その後の作品は食わず嫌いでした。
今回、『おかしなおかしな大冒険』『ライオンと呼ばれた男』『レ・ミゼラブル』の3作を拝見させていただいたら、どれも面白く、ジャン=ポール・ベルモンドの演技の幅にも感嘆。歳を重ねたベルモンドが特に素敵でした。
とはいえ、私の好みは、『ライオンと呼ばれた男』のアル役のリシャール・アンコニナ。ほかの作品も観たくなりました。もちろん、ジャン=ポール・ベルモンドの出演作も! (咲)




posted by sakiko at 14:44| Comment(0) | フランス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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