2024年06月07日
オペラ座の怪人4Kリマスター版(原題:The Phantom of the Opera)
監督:ジョエル・シュマッカー
原作:ガストン・ルルー
脚本:アンドリュー・ロイド=ウェバー、ジョエル・シュマッカー
音楽:アンドリュー・ロイド=ウェバー
出演:ジェラルド・バトラー(ファントム)、エミー・ロッサム(クリスティーヌ)、パトリック・ウィルソン(ラウル)
19世紀のパリ。オペラ座では奇怪な事件が続いていた。仮面をつけた謎の怪人ファントムの仕業とされているが、いまだ捉えられていない。主役が事故のため降板し、若いクリスティーヌが代役をつとめることになった。初舞台で大成功をおさめ、幼馴染の貴族の青年ラウルとも再会した。
早くに両親に死なれ、寮生活を送ってきたクリスティーヌは、自分がプリマドンナとして成長できたのは、亡き父が差し向けてくれた「音楽の天使」のおかげと信じている。その正体が実はファントムと明らかになり、クリスティーヌは愛するラウルと心酔してきた天使=ファントムへの間で苦悩する。
ミュージカル「オペラ座の怪人」は、ガストン・ルルーの小説を元に、アンドリュー・ロイド=ウェバーが1986年に作曲し、初演はロンドン・ウエストエンドにあるハー・マジェスティーズ劇場。以来、世界中で1億6000万人が観劇、日本では劇団四季によって1988年から各地でロングラン公演を果たしています。
本作は2004年、アンドリュー・ロイド=ウェバー自身が製作・作曲・脚本を務め、『バットマン・フォーエバー』などのジョエル・シュマッカー監督とともにこだわりぬいて映画化。2005年1月29日に日本で公開されるとリピーターが続出したそうです。全世界の興収の4割を日本が占めたとか。
詳細は知らなくともビジュアルと音楽だけは記憶に残っている方も多いのではないでしょうか。
映画版が公開されて20年になったのを記念して、このほど4Kデジタルリマスター版でよみがえりました。豪華賢覧なオペラ座の舞台や衣装に目を見張ります。そして当時30代半ばのジェラルド・バトラーのファントムがそれはそれはセクシーです。ぜひ大きな画面+音響の良い劇場で堪能されることをおすすめします。(白)
2004年/アメリカ/カラー/シネスコ/141分/字幕翻訳:戸田奈津子
配給:ギャガ
(C)2004 The Scion Films Phantom Production Partnership
公式HP:gaga.ne.jp/operaza4K
公式X:@operaza4K
★2024年6月14日(金)TOHOシネマズ 日比谷 他ロードショー
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