2024年03月15日

MONTEREY POP モンタレー・ポップ 原題:Monterey Pop

2024.3.15(金)渋谷シネクイント、立川シネマシティ他にて 全国順次公開
その他公開情報 公式HP http://mp.onlyhearts.co.jp/ 

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(C)2002 THE MONTEREY INTERNATIONAL POP FESTIVAL FOUNDATION, INC., AND PENNEBAKER HEGEDUS FILMS, INC. (C)2017 JANUS FILMS

1967年6月、サンフランシスコ郊外で世界初の大規模な音楽イベント、モンタレー国際ポップフェスティバルが開催された。

スタッフ
監督:D.A.ペネベイカー、制作:ジョン・フィリップス/ルー・アドラーライトショー
撮影:D.A.ペネベイカー/リチャード・リーコック/ニック・プロフェレス/アルバート・メイスルズ/ジェームズ・デスモンド/バリー・ファインスタイン/ロジャー・マーフィー
撮影助手:ロバート・リーコック/ブリス・マーデン
舞台監督:ボブ・ニュワース/ティム・カニンガム/ベアード・ハーシー/ジョン・マドックス/ニナ・シュルマン/ピーター・ピラフィアン
舞台照明:チップ・モンク 録音:ウォーリー・ハイダー

出演:スコット・マッケンジー、ママス&パパス、ジミ・ヘンドリックス、ジャニス・ジョプリン、オーティス・レディング、サイモン&ガーファンクル、ジェファーソン・エアプレイン、ザ・フー、エリック・バードン&ジ・アニマルズ、ラビ・シャンカール、カントリー・ジョー&ザ・フィッシュ、キャンド・ヒート、ヒュー・マセケラ

1967年製作/78分/アメリカ
配給:オンリー・ハーツ
日本初公開:1977年3月23日

「モンタレー・ポップフェスティバル」は1967年6月16日から18日までの3日間、アメリカのカリフォルニア州モントレー(モンタレー)で開かれた大規模な野外コンサート。20万人以上の観客を動員し、1969年のウッドストック・フェスティバルに先立つ画期的な出来事として長く語り継がれる伝説のイベント。日本初公開は1977年。その映像が、4Kレストアの映像と音響で蘇る。出演者はロックミュージシャンだけでなく、ブルース、ブルースロック、フォーク、民族音楽などのミュージシャンも出演。30組以上が出演し、今日の野外フェスティバルの源流ともいわれる。
登場したのは、新時代の到来を告げ、その後、音楽界のレジェンドとなったミュージシャンばかり。フォークロック界の雄サイモン&ガーファンクル、60年代カウンターカルチャーの象徴ジェファーソン・エアプレイン、ブリティッシュロック界の大物ザ・フーやエリック・バードン&ジ・アニマルズ、インド音楽、シタールの名手でビートルズのジョージ・ハリスンも師事したラヴィ・シャンカール等。
主催者のジョン・フィリップスもママス&パパスで登場。彼が作ったフェスのテーマ曲「花のサンフランシスコ」(歌・スコット・マッケンジー)の、「サンフランシスコへ行くならば、忘れないで花の首飾り」という歌詞は、当時ヒッピーの若者たちが起こした<フラワー・パワー>を象徴している。彼らは<Music, Love&Flowers>を旗印にして、激化していたヴェナム戦争に対する反戦運動を盛り上げた。
そして、今も史上最高のロック・ギタリストと崇められるジミ・ヘンドリックスはギターに火をつける衝撃的なプレイを、女性ロックシンガーの原点ともいわれるジャニス・ジョプリンは、全身から声を絞り出すような独特のハスキーボイスで圧巻のヴォーカルを披露。当時24歳だった二人は3年後に、共にドラッグの過剰摂取のため他界。25歳だった伝説のソウルシンガー、オーティス・レディングも魂を揺さぶる歌声を聴かせるが半年後に飛行機事故でこの世を去った。没後のヒット曲は「ドッグ・オブ・ザ・ベイ」。
監督のペネベイカーは、ボブ・ディランの65年の英国ツアーを記録した『ドント・ルック・バック』(67)、デヴィッド・ボウイの73年の記念碑的なステージ『ジギー・スターダスト』(79)も映画化。2012年にはアカデミー賞名誉賞を受賞している。
音楽映画史に残る傑作でありながら日本で正式に劇場公開されたことのない本作が、今回レストアされた4K・5.1CH版という最良の状態で上映されることになった。本作は2018年、アメリカ国立フィルム保存委員会により「文化的、歴史的、また芸術的に重要」ということで半永久的保存推奨作品に登録されている。

ミュージシャンと演奏曲

ジャニス・ジョプリン ビッグ・ブラザー&ザ・ホールディング・カンパニー
「コンビネーション・オブ・ザ・トゥー」

スコット・マッケンジー
「花のサンフランシスコ」

ママス&パパス
「クリーク・アレイ」「夢のカリフォルニア」

キャンド・ヒート
「ローリン・アンド・タンブリン」

サイモン&ガーファンクル
「59番街橋の歌」

ヒュー・マセケラ
「バジャブラ・ボンケ」

ジェファーソン・エアプレイン
「ハイ・フライング・バード」「トゥデイ」

ジャニス・ジョプリン ビッグ・ブラザー&ザ・ホールディング・カンパニー
「ボール・アンド・チェイン」

エリック・バードン&ジ・アニマルズ
「黒くぬれ!」

ザ・フー
「マイ・ジェネレーション」

カントリー・ジョー&ザ・フィッシュ
「セクション43」

オーティス・レディング
「シェイク」「愛しすぎて」

ザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス
「ワイルド・シング」

ママス&パパス
「感じるね」

ラヴィ・シャンカール
「ドゥン」


公式HP
http://mp.onlyhearts.co.jp/
posted by akemi at 20:44| Comment(0) | アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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