2024年03月02日

PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~

thumbnail_『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』ポスタービジュアル.jpg

監督:古厩智之
企画・プロデュース:広井王子
脚本:櫻井剛
撮影:下垣外純
音楽:遠藤浩二
出演:奥平大兼(郡司翔太)、鈴鹿央士(田中達郎)、山下リオ(三上桃子)、小倉史也(小西亘)、花瀬琴音(松永紗良)、三浦誠己

「全国高校【eスポーツ】大会メンバー大募集」
勧誘ポスターに興味を持った翔太は、このポスターを作った張本人で1学年先輩の達郎に連絡を取る。1チーム3人編成の<ロケットリーグ>出場をもくろむ達郎は、人数合わせとしてたまたま席が近かった亘を残り1枠にロックオン。なかば強引にYESを取り付けてチームが成立!はじめは全く息の合わなかった彼らだったが、次第に競技に魅せられ、東京での決勝戦を目指す……。

【e】はelectronicのe。コンピューターやモバイルを使ったスポーツ対戦競技のことです。本作では「車でサッカー」をするゲーム。1チーム3人で、相手チームと対戦、ゴールにボールをたたき込めば得点。翔太は1本の映画が別建てでできそうなほど、問題の多い家庭の長男です。達郎のポスターをきっかけに、現実と全く関係のないeスポーツに参加してその楽しさに目覚めていきます。
怪我でバスケをやめ、一人でeスポーツをしていた達郎は、仲間を探す気持ちになります。Vチューバーに入れ込んでいる亘は、巻き込まれて参加。3人が仲間になっていく過程を、くすっと笑えるシーンをちりばめながら見せていきます。迫力のゲーム画面では、コントローラーを握っている気分になって、展開にハラハラさせられます。最初は達郎が初心者の二人を引っ張っていきますが、翔太が上達し、亘が覚醒し、とゲーム上も盛り上がります。3人3様のキャラを演じる若手がキラキラしていました。大きな画面で手に汗握ってください。

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舞台挨拶公式写真

eスポーツを扱った映画はほかに。野村周平さん主演『ALIVEHOON アライブフーン』(2022/下山天監督)、『グランツーリスモ』(2022/アメリカ・日本合作)があります。どちらもは本物そっくりの運転席で車を操るもので、勝ち上がった主人公はスカウトされて、実際のレーシングカーに乗り、レースに出場しました。(白)


2024年/日本/カラー/シネスコ/122分
配給:ハピネットファントム・スタジオ
(C)2023映画「PLAY! 勝つとか負けるとかは、どーでもよくて」製作委員会
https://happinet-phantom.com/play/
★2024年3月8日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開
posted by shiraishi at 01:54| Comment(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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