2024年01月13日
ある閉ざされた雪の山荘で
監督:飯塚健
原作:東野圭吾
脚本:加藤良太 飯塚健
撮影:山崎裕典 初野一英
主題歌:WEST.
出演:重岡大毅(久我和幸)、中条あやみ(中西貴子)、岡山天音(田所義雄)、西野七瀬(元村由梨江)、堀田真由(笠原温子)、戸塚純貴(雨宮恭介)、森川葵(麻倉雅美)、間宮祥太朗(本多雄一)
劇団に所属する役者たち、本多雄一、田所義雄、中西貴子、元村由梨江、笠原温子、雨宮恭介の6人は人里離れた山荘にやってきた。そこで待っていたのは、ほかの劇団員で面識のなかった久我和幸。7人は新作舞台の最終オーディションの招待状を受け取ってやってきた。4日間の合宿で彼らが演じるのは、「大雪で閉ざされた山荘で起きる連続殺人事件」というシナリオ。演出家の設定のみが壁に投影され、後は彼らの力だけで最後まで演じなければならない。離脱すれば主役になるチャンスは失われる。
携帯電話は一つ所に集められ、外部との接触は断たれた。密室で一人、また一人とメンバーが消えていく。これはフィクションなのか?
それぞれ主役をはれる人気の若手俳優たちが、東野圭吾氏の密室劇のために集められました。
舞台演出も手掛ける飯塚健監督のこれまでの作品は、当初からご自身のオリジナル脚本が多かったと思います。『荒川アンダーザブリッジ』(2012)から昨年5月に公開された『宇宙人のあいつ』まで観ていますが、キャストたちのアンサンブルが、ほんわかした空気を作り出していてどれも楽しい作品でした。
今回は珍しく殺人事件もおきるミステリーで、原作は30年前の作品。登場人物の思惑や過去が明かされるにつれ、誰もが怪しく見えてきます。なんの予備知識もなしに、メンバーたちと雪の山荘のミステリー劇にご参加ください。(白)
2023年/日本/カラー/シネスコ/109分
配給:ハピネットファントム・スタジオ
(C)2024映画「ある閉ざされた雪の山荘で」製作委員会 (C)東野圭吾/講談社
https://happinet-phantom.com/tozayuki/
★2024年1月12日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
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