監督:武内英樹
原作:魔夜峰央
脚本:徳永友一
撮影:谷川創平
音楽:Face to FAKE
主題歌:はなわ「ニュー咲きこぼれ埼玉」
出演:GACKT 二階堂ふみ 杏 片岡愛之助 加藤諒 益若つばさ 堀田真由 くっきー! 高橋メアリージュン 和久井映見 アキラ100% 朝日奈央 天童よしみ 山村紅葉 モモコ(ハイヒール) 川﨑麻世 藤原紀香 矢柴俊博・・・・
麻実麗率いる埼玉解放戦線の活躍で、埼玉県人たちは通行手形の撤廃に成功した。自由と平和を手に入れた麗はさらなる日本埼玉化計画を推しすすめていく。埼玉にないものは「海」!!埼玉県人の心を一つにするため、越谷に「海を作る」という奇想天外な計画を発表する。麗を愛する壇ノ浦百美さえのけぞった無謀な計画を実行すべく、一団は船をしたてて和歌山へと向かう。海には浜辺、それも白い砂が必要じゃ。いざ白浜へ!しかし、嵐のため船は難破、麗は漂着した海岸で、滋賀解放戦線の桔梗魁と出逢う。なんと関西にも、よりえげつない地域格差と通行手形制度が存在していた。
2019年公開の『跳んで埼玉』第2弾。二階堂ふみさん、GACKTさんを筆頭に俳優陣の振り切った演技と、ディスり合戦はこれまで観たことのない展開でした。まさかの”続編”は期待のハードルも高く、「今度は何を見せてくれるの?ワクワク♪」とお待ちの方々も多かったことでしょう。
東西対決となった今回は、なんだか現実を想起させるような人物やエピソードがてんこ盛り。長身のGACKTさん杏さんのツーショットは宝塚の舞台のワンシーンのようでした。関西出身だったりそうでなかったり、書ききれないほどの俳優さんがとっかえひっかえ登場します。大阪、兵庫、京都勢が、前作に負けじと滋賀、和歌山、奈良をディスりまくるので、目を▲にぜず、笑ってお楽しみください。自分も郷土愛に目覚めること必至、たぶん。(白)
2022年/日本/カラー/シネスコ/110分
配給:東映
(C)2023 映画「翔んで埼玉」製作委員会
https://www.tondesaitama.com/
★2023年11月23日(祝・木)ロードショー
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