2023年11月16日

モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン  原題:Mona Lisa and the Blood Moon

monarisa.jpg
© Institution of Production, LLC

監督・脚本:アナ・リリ・アミリプール
出演:ケイト・ハドソン、チョン・ジョンソ、クレイグ・ロビンソン、エド・スクライン、エヴァン・ウィッテン

少女の名前は、モナ・リザ。だけど、決して微笑まない。12年もの間、精神病院に隔離されていたが、赤い満月の夜、突如“他人を操る”特殊能力に目覚める。自由と冒険を求めて施設から逃げ出したモナ・リザが辿り着いたのは、サイケデリックな音楽が鳴り響く、刺激と快楽の街ニューオーリンズ。そこでモナ・リザは、ワケありすぎる人生を送ってきた様々な人々と出会い、その特殊なパワーを発揮し始める。果たして、彼女はいったい何者なのか。まるで月に導かれるように、モナ・リザが切り開く新たな世界とは?

アナ・リリ・アミリプール監督は、イラン人の両親のもとイギリスで生まれ、8歳の時、アメリカに移住。前作『ザ・ヴァンパイア ~残酷な牙を持つ少女~』は、カリフォルニア州の誰もいなくなった石油の町をイランの「shahare badi(Bad City)」という町に仕立てて撮影。セリフも全編ペルシャ語でした。
『モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン』は、イランの要素はないものの、アメリカで育った監督が、子供時代に感じた「よそ者」であることが、大きく影響した物語。
モナ・リザを演じるのは、韓国人俳優のチョン・ジョンソ。エキセントリックでミステリアス。監督の思い描いていたモナ・リザを体現してくれたそう。
ケイト・ハドソン演じるモナ・リザをある計画に引き込むシングルマザーの職業はポールダンサー。監督は映画の資金稼ぎのためにポールダンサーをしていた経験があって、よく知った世界。
スタイリッシュで、どこに飛んでいくのかわからない摩訶不思議な雰囲気が漂う映画。(咲)


2022年/アメリカ/英語/106分/カラー/ビスタ/5.1ch
字幕翻訳:高山舞子 
提供:木下グループ  配給:キノフィルムズ 
公式サイト:https://www.monalisa-movie.jp/
★2023年11月17日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほかにて全国公開



posted by sakiko at 03:13| Comment(0) | アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください