2023年09月17日

ブリング・ミンヨー・バック! 英題「BRING MIN’YO BACK!」

2023年9.15(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開

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(C)Yuji Moriwaki All rights reserved


今年のフジロックに出演し話題のラテン×民謡バンド・民謡クルセーダース!
音響特化上映×ライブ×盆踊り=「踊り上映」開催!!


プロデューサー・ディレクター・撮影・編集:森脇由二
出演:民謡クルセイダーズ、Frente Cumbiero、ピーター・バラカン、 久保田麻琴、岸野雄一、大石始、元ちとせ、俚謡山脈、東京キューバンボーイズ、コデランニー

民謡クルセイダーズは、東京西部の米軍横田基地の街、福生市を拠点に活動するバンドで、福生在住のギタリスト田中克海と民謡歌手フレディ塚本の二人を中心に2011年に結成。日本各地の民謡にラテンやアフロビートをミックスして独自のアレンジを加えた音楽を演奏している。2017年にファースト・アルバム「Echoes of Japan」をリリース。ピーター・バラカン、ライ・クーダーにも絶賛され、人気フェス出演も果たした。
2019年にはワールドツアーを行い、コロンビア、ヨーロッパ各国、オーストラリア、ニュージーランドを回った。本作の撮影は2017年から始まり、2019年のワールドツアーにも同行。彼らが民謡を再構築して現代のオーディエンスに「民謡を取り戻す」過程に5年間密着したドキュメンタリー
コロンビアでは現地のバンド Frente cumbieroとセッションし、民謡のさらなるアップデートを模索する。また、元ちとせや久保田麻琴などの著名なミュージシャンや、ピーター・バラカンや岸野雄一などの評論家へのインタビューを通して、「民謡とは何か」を探っていく。

民謡は、今や一般的にはほとんど歌われず、TV番組で民謡歌手が歌っていたり、民謡教室で習っている人がいるとような感じで、コアな歌い手とファンがいるというイメージだったけど、このドキュメンタリーに出てきた民謡の数々、全部知っていた。日本人であれば、たとえ生では聴いてなくても、TVや盆踊り、祭りの場で知らず知らずのうちに耳に入り、頭に叩き込まれているなあと思った。
ボーカルフレディ塚本の伸びやかな歌声は素晴らしく、民謡クルセイダーズで使われているラテン音楽で使われるような楽器(ギター、管楽器、ボンゴなど)との組み合わせは絶妙なリズムを生み出し自然に踊りが出てくる。三味線ではなく、およそ民謡とは結び付かない楽器とのコラボがとても新鮮で、民謡をこんなにも自由自在に解釈し、歌っていることに快感さえ感じる(暁)。


公式HP
https://www.bringminyoback.com/
2022年/日本/90分 /16:9/カラー/ステレオ)
配給:ALFAZBET
posted by akemi at 15:37| Comment(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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