2023年08月06日
リボルバー・リリー
監督:行定勲
原作:長浦京「リボルバー・リリー」(講談社文庫刊)
脚本:小林達夫、行定勲
撮影:今村圭佑
音楽:半野喜弘
衣裳デザイン監修:黒澤和子
出演:綾瀬はるか(小曾根百合)、長谷川博己(岩見良明)、羽村仁成(Go!Go!kids/ジャニーズJr.)、シシド・カフカ、古川琴音、清水尋也、ジェシー(SixTONES)、阿部サダヲ、野村萬斎、豊川悦司
1924(大正13)年。使用人たちを殺され、一人生き残った少年 細見慎太は、謎の男たちに囲まれる。救ったのは、東京の花街に住む小曾根百合。何者かが慎太を執拗に追ってくるのは何故なのか。“リボルバー・リリー”の異名を持つ百合は、彼を守って巨大な陰謀に巻き込まれていく。
少年がなぜ追われるのか、物語が進むにつれて少しずつ明らかになって行きます。大震災の後だというのに、美しいドレスをまとい、老舗の洋服店で豪華な洋服を誂える百合。綾瀬はるかさんはずっと長かった髪をばっさり切って、この陰影のある元女スパイを演じました。動きやすいとは思えない華麗な衣装そのまま、激しいアクションをこなしています。剣を握った映画『ICHI』、テレビの長編ドラマ「精霊の守り人」シリーズでも、しなやかな動きを見せていましたが、今回はS&W、リボルバーを操ります。丁寧に作られた美しいドレスや髪型。ほかの女優陣のファッションも眼福です。たくさんの俳優が共演する中、上役に難題を命令される悪役の津山大尉を演じたジェシー(SixTONES)さん、悪役に徹して悲壮でした。日本帝国海軍と陸軍の対立が激化、百合の過去も事件のたびに語られます。
次第に増えてくる追手に対して、味方は岩見弁護士や、百合の経営するカフェーの従業員たち。みな八面六臂の活躍ぶり。(白)
2022年/日本/カラー/シネスコ/110分
配給:東映
(C)2023「リボルバー・リリー」フィルムパートナーズ
https://revolver-lily.com/
★2023年8月11日(金・祝)ロードショー
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください