劇場公開日:2023年8月5日(土)~18日(金)まで横浜シネマジャック&ベティで公開
7月29日(土)~8月11日(金)まで、前作『戦車闘争』もリバイバル上映されます
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報道人たちが見た“もう一つの戦車闘争”
公式HP https://zokusensha-tousou.com/
監督・プロデューサー:小池和洋
製作:瀧本智恵
企画協力:八木欣也 牛田直美
撮影:小山田勝治
録音:小関裕次郎 山川邦顕
整音:藤林繁
編集:清野英樹
音楽:平井千絵
ナレーション:武藤十夢
写真提供:石川文洋 松村明 大河原雅彦 初瀬昭 取違孝昭 江成常夫
戦争に加担するのはごめんだ!
そう信じた人々が戦車をとめた
ベトナム戦争末期の1972年、神奈川県相模市の米軍施設で修理し、戦地に送るため輸送されていたアメリカ軍の戦車を100日間、一般市民が止めた。その知られざる事件にスポットを当て、デモ参加者、機動隊、戦車を輸送した運送会社の社員といった当事者や専門家らの証言で構成されたドキュメンタリー『戦車闘争』(2020年)。この作品の続編が『続 戦車闘争』。
今回は新聞記者、カメラマンなど、主にマスコミ関係者から証言を集めた他、ジャーナリストの斎藤貴男や劇作家・演出家の鴻上尚史らにもインタビューを敢行。闘争の歴史的意義や背景、報道のあり方やその後の影響まで多面的にまとめている。さらに、前作製作後に発掘された秘蔵映像も多数収録し、当時の空気を再現している。
米軍の相模総合補給廠内で修理された戦車が戦地に輸送されることが明らかになり、戦車を積んだトレーラーを市民や議員が横浜・村雨橋で阻止。積載した車両は補給廠に引き返し、結果として、戦場へ送られる戦車を100日間止めた。
世界各地で戦争が絶えない現状の中、50年前(1972)にそういうことがあったということを伝えていくべきだと思う。前作では参加した人達に取材し、『続 戦車闘争』では、これを伝えたマスコミやカメラマン、ジャーナリストたちに取材している。
「戦争に加担したくない」という人々の思いは、今も変わらないと思うので、それを忘れずに伝えてほしい(暁)。
公式HP
2023年製作/日本 85分
製作会社・配給:バーズフィルム
『戦車闘争』『続 戦車闘争』連続上映
http://cineja4bestfilm.seesaa.net/article/500131428.html
2023年07月26日
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