2023年07月07日

釜石ラーメン物語

2023年7月8日より、新宿K's cinemaほか全国順次公開!

本ポスタービジュアル_R_R.jpg
Ⓒ「釜石ラーメン物語」製作委員会

監督・脚本:今関あきよし
脚本:いしかわ彰
プロデューサー:伊藤直克
出演
姉 正実:井桁弘恵
妹 仲良:池田朱那
父 剛志:利重剛

山と海に挟まれた岩手県釜石市。昭和の最盛期には10万人以上が暮らしていたが、今はその三分の一に落ち込んでいる。明治・昭和・平成と何度も災害を経験しながら支え合って生きてきた。昭和の面影が色濃く残る街並みを舞台に、街の人々の人情を織り交ぜた家族の再生の物語が完成した。
東日本大震災で行方不明になった母・正恵が始めたラーメン屋「小川(こがわ)食堂」。父・剛志(利重剛)が店を継ぎ、仲良(池田朱那)は病気がちな剛志を助けて厨房に立っていた。正恵のような味は出せないけど、それでも町の人々は、ここを拠り所として食べに来ていた。そんな父と妹が営むらラーメン屋に、3年前に家を飛び出して音信不通だった長女・正実(井桁弘恵)が突然帰ってきた。戻って早々、ラーメンを作っている妹に「おめえなんかにお母ちゃんの味は出せねえ!」と言う。文句ばかり言う姉に妹は反発。姉妹の衝突が続いたある日、父が倒れ入院することに。病院には常連さんたちがお見舞いに来てくれて、お店の存続を願う。そこで正実は「小川食堂」が町の人たちにとってとても大切な場所になっていることに気づく。
二人で母の味に迫るべく、最高の一杯を目指し、奮闘が始まる!
姉と妹は、衝突しつつ、お互いを思いやり、店を続けていくのでしょう。

東日本大震災後の釜石。ラーメン屋を始めた母は行方不明のまま。父と娘でラーメン屋を営んでいるという設定だけで、ぜひ観たいと思った。母の味にはなかなか近づけられないし、母が店を切り盛りしていた時のようには人が来ないけど、それでも、周りの人達は自分たちの拠り所のように考えて、いつも来てくれる。店を続けてほしいと願っている。姉が帰ってきて、3年もいなかったのに「母の味にはたどりつけない」などと言っているけど、いなかったのに勝手なものです。でも、妹への思いもあり、今後は3人で店を続けていくのかというところで終わり。
もう少し地域の人たちの拠り所というところがでていたら、もっと良かったのにと思いました(暁)。

公式HP http://kamaishi-ramen.jp/
2022年製作/85分/G/日本
配給:ムービー・アクト・プロジェクト


posted by akemi at 20:31| Comment(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください