2023年02月25日
エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(原題:Everything Everywhere All at Once)
監督:脚本:ダニエル・クワン、ダニエル・シャイナート
撮影:ラーキン・サイプル
音楽:サン・ラックス
出演:ミシェル・ヨー(エヴリン・ワン)、ステファニー・スー(ジョイ・ワン/ジョブ・トゥパキ)、キー・ホイ・クァン(ウェイモンド・ワン)、ジェニー・スレイト(デビー)、ハリー・シャム・Jr.(チャド)、ジェームズ・ホン(ゴンゴン)、ジェイミー・リー・カーティス(ディアドラ・ボーベアドラ)
経営するコインランドリーの税金問題、父親の介護に反抗期の娘、優しいだけで頼りにならない夫と、盛りだくさんのトラブルを抱えたエヴリン。そんな中、夫に乗り移った“別の宇宙の夫”から、「全宇宙にカオスをもたらす強大な悪を倒せるのは君だけだ」と世界の命運を託される。まさかと驚くエヴリンだが、悪の手先に襲われマルチバースにジャンプ!
カンフーの達人の“別の宇宙のエヴリン”の力を得て、闘いに挑むのだが、なんと、巨悪の正体は娘のジョイだった…!
昨年公開の『ガンパウダー・ミルクシェイク』に続いてのミシェル姐さん出演作、今回は堂々の主演です。『スイス・アーミー・マン』の”二人のダニエル監督”の奇天烈なアイディア、「マルチバース×カンフー」→「異次元の自分とリンク」→「別の自分が持つ技能にアクセス可能」という設定。おまけにそれを発動するには「“最強の変な行動”が必要」→「バカバカしければバカバカしいほど、それがエネルギーとなり、ジャンプを速く確実に成功させる」という条件がつきます。
なにそれ?とおっしゃるでしょうが、「百聞は一見に如かず」です。これはぜひ大きな画面でご覧ください。昨年還暦を迎えたミシェル姐さん、元ミス・マレーシアの美しさも崩壊の変顔など、なんでもやってくれてます!
優しいけど頼りない旦那様役はお久しぶりのキー・ホイ・クァン、懐かしや。『インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説』『グーニーズ』など80年代の大人気の子役でした。宇宙から来た別のウェイモンドとして大活躍、助演男優賞を受賞しました。(白)
★第80回ゴールデングローブ賞(ミュージカル/コメディ)
主演女優賞 ミショル・ヨー
助演男優賞 キー・ホイ・クァン
★アカデミー賞 最多の10部門11ノミネート
2022年/アメリカ/カラー/シネスコ/139分
配給:ギャガ
(C)2022 A24 Distribution, LLC. All Rights Reserved.
https://gaga.ne.jp/eeaao/
★2023年3月3日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください