2023年01月15日

ノースマン 導かれし復讐者(原題:The Northman)

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監督:ロバート・エガース
脚本:ショーン、 ロバート・エガース
撮影:ジュリアン・ブラシュケ
音楽:ロビン・キャロラン、セバスチャン・ゲインズボロー
出演:アレクサンダー・スカルスガルド(アムレート)、ニコール・キッドマン(グートルン王妃)、クレス・バング(フィヨルニル)、アニャ・テイラー=ジョイ(白樺の森のオルガ)、イーサン・ホーク(オーヴァンディル王)、ビョーク(スラブ族の預言者)、ウィレム・デフォー(道化ヘイミル)

9世紀のスカンジナヴィア地域のある島国。幼い王子アムレートは、尊敬する父オーヴァンディル王と10歳の儀式を執り行っていた。しかし、直後に王弟のフィヨルニルが父を殺害し、母のグートルン王妃を連れ去ってしまった。アムレートは、復讐の念を胸に一人船で島を脱出する。数年後、成長したアムレートは東ヨーロッパで略奪を繰り返すヴァイキングの一員となっていた。
ある日スラブ族の預言者と出会い、「父の仇を討ち、母を救い出す」という自分の使命を思い出す。

制作・主演のアレクサンダー・スカルスガルドが幼いころから親しんでいたヴァイキング伝説に、スカンジナヴィア神話、アイスランドの英雄物語の要素を加えて紡ぎ出された、オリジナルストーリーです。『ライトハウス』のロバート・エガース監督、脚本に『LAMB/ラム』のショーンがあたり、この壮大な復讐劇が生まれました。背景、美術や衣装がその時代をリアルに感じさせ、ダークファンタジーの中に引き込まれます。ひときわ美しいグールトン王妃、アムレートが出会うオルガが一筋の光になります。
アニャ・テイラー=ジョイはロバート・エガース監督の『ウイッチ』(2015)に主演、最近では『ザ・メニュー』でヒロインを演じて、印象深く刻まれました。歌姫ビョークの扮装は「これは誰?!」というくらい元を留めていないので、見逃さないで。(白)


2022年/アメリカ/カラー/ビスタ/137分/英語、古ノルド語
配給:パルコ、ユニバーサル映画
(C)2022 FOCUS FEATURES LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
https://northman-movie.jp/
★2023年1月20日(金)よりTOHOシネマズシャンテ、渋谷シネクイントほか全国順次公開
posted by shiraishi at 15:02| Comment(0) | アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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