11月11日(金)よりフォーラム那須塩原にて先行公開、11月25日(金)より池袋シネマ・ロサ、シモキタ-エキマエ-シネマ『K2』にて全国順次公開 上映情報
©Consent / Nasushiobara City
美しい自然の那須塩原を舞台に、母を亡くし一人きりになった青年が暖かい人々に囲まれて自分の人生を見つめ直す
出演者
松本享恭 前田亜季
小柴カリン 大原梓 松本健太 安居剣一郎 林田麻里 森下ひさえ 伊藤弘子
青木崇高(友情出演) 音尾琢真(特別出演)
プロデュース:川岡 大次郎
監督・脚本・編集:杉山 嘉一
撮影:鳥居康剛 制作:森田博之 現地制作 :森岡昇夢
美術:田中佑佳 音楽:山下俊輔
ドローン撮影:中村誠 方言指導:安在ますみ
イラストレーター:加藤槙梨子
SUPガイド:西口紀章 君島雅弘 君島つぎみ
那須塩原市内を流れる「箒川(ほうきがわ)」で、SUP(スタンドアップパドル)のアウトドアガイドをしている君島賢司(松本享恭)は、父を子供の頃に亡くし、母と二人で生きてきた。そして母を病気で亡くし、一人きりになってしまった。これからの自分の行く末を模索していた賢司は、最近塩原に移住したイラストレーターの森音葉(前田亜季)と出会いガイドを頼まれる。彼女は心の赴くままに7年かけて世界中を旅し、イラストを描いてきた。彼女の姿を見て、「今まで自分はただ流されて生きていたのかも」と、自分の人生に疑問を抱き始める。
そんな賢司に、Uターンして戻った友達や、職場の同僚、父の旧友、想いを寄せる温泉旅館若女将の幼馴染や東京で働く元彼女など、さまざまな人が意見をいうので、戸惑ってしまう。さらに、幼い頃に死んだと聞かされていた父親が現れ、ますます賢治の心にさざなみが拡がる…。そんな賢司は、塩原を出たいと思わない自分の心と向き合い、自分らしい生き方を見つめなおす。
この作品は、俳優の川岡大次郎が、2016年、某テレビ番組の企画で那須塩原に期間限定で移住し、那須塩原の自然と人の暖かさに魅入られ、その魅力を発信したいと「なすしおばら映画祭」を立ち上げ、その映画祭のために、川岡大次郎がプロデューサーとなり製作された。2021年に映画祭のクロージングで上映された後、劇場公開したいとクラウドファンディングで資金を集め、全国公開されることになった。
「某テレビ番組の企画で那須塩原に期間限定で移住したプロデューサーの俳優・川岡大次郎」と書いてありましたが、私はその番組の大ファンで、いつも楽しみにしていました。この川岡大次郎さんが、移住先の那須塩原でアウトドアガイド(スタンドアップパドル)のバイトをしていた回のことも覚えています。その時の体験が、この映画に生かされています。私はこの番組を見た時にスタンドアップパドルを知りました。そして川岡大次郎さんが、その後もこの場所と関わりを続け、こんな映画まで作ってしまったということに驚きと嬉しさを感じました。那須塩原映画祭まで立ち上げていたなんてすばらしいですね。この番組は終わってしまいましたが、この番組での移住生活がきっかけで、その後も川岡さんのように移住した先の人たちと交流を続けている人が他にもいます。そういうのっていいですね(暁)。
製作 / 制作 株式会社コンセント 栃木県那須塩原市
2021年/日本/ヴィスタ/5.1ch/105分
公式サイト:kawano-nagareni.com
配給協力:SDP
2022年11月12日
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