監督:沖田修一
原作:「さかなクンの一魚一会 まいにち夢中な人生!」さかなクン著/講談社
脚本:前田司郎、沖田修一
撮影:佐々木靖之
音楽:パスカルズ
主題歌:「夢のはなし」CHAI
出演:のん(ミー坊)、柳楽優弥(ヒヨ)、夏帆(モモコ)、磯村勇斗(総長)、岡山天音(籾山)、三宅弘城(ジロウ)、井川遥(ミチコ)、さかなクン(ギョギョおじさん)、西村 瑞季(ミー坊・幼少期)
お魚が大好きな小学生・ミー坊は、寝ても覚めてもお魚のことばかり。他の子供と少し違うことを心配する父親とは対照的に、信じて応援し続ける母親に背中を押されながらミー坊はのびのびと大きくなった。高校生になり相変わらずお魚に夢中のミー坊は、まるで何かの主人公のようにいつの間にかみんなの中心にいたが、卒業後は、お魚の仕事をしたくてもなかなかうまくいかず悩んでいた…。そんな時もお魚への「好き」を貫き続けるミー坊は、たくさんの出会いと優しさに導かれ、ミー坊だけの道へ飛び込んでゆくーー。
好きなことをずっと追い続けたミー坊は紆余曲折ありながら、大人になっても好きなことを仕事にして元気で楽しく生きています。めでたしめでたし。
その裏には家族の応援があり、中でもお母さんが一番の理解者で居続けてくれたことが大きいです。花開いてお母さんも安心したでしょう。のんさんがさかなクンになると知って、?でしたが、好きなことに純粋な気持ちで向かっているところが似ていて、性別など無関係に観ていられました。沖田監督と脚本・前田司郎さんは『横道世之介』(2013)以来のタッグ。
さかなクンを知ったのは1993年のこと。テレビ東京系のバラエティ番組「TVチャンピオン」の「第3回全国魚通選手権」に詰襟の学生服姿で大人の魚通にまじって出演していました。知識は抜群でしたが問題によっては経験不足からか大人に勝てず準優勝でした。その後再挑戦して5連勝。そのころから今と変わらないキャラクターでした。さかなクンはずっとさかなクン。いつも元気でいてください。サックスを演奏する姿も素敵。(白)
2022年/日本/カラー/シネスコ/139分
配給:東京テアトル
(C)2022「さかなのこ」製作委員会
https://sakananoko.jp/
★2022年9月1日(木)ロードショー
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