2022年08月13日
サバカン SABAKAN
監督:金沢知樹
脚本:金沢知樹、萩森淳
撮影:菅祐輔
音楽:大島ミチル
主題歌 : ANCHOR「キズナ feat. りりあ。」(VIA / TOY'S FACTORY)
出演:番家一路(久田孝明・子ども時代)、原田琥之佑(竹本健次)、尾野真千子(久田良子)、竹原ピストル(久田広重)、貫地谷しほり(竹本雅代)、岩松了(内田)、草彅 剛(久田孝明・大人)
1986年の長崎。久田孝明は小学5年生。斉藤由貴とキン肉マン消しゴムが大好き。両親は仲がいいがよくケンカする。弟と4人の家はいつも賑やかだ。同じクラスの竹本健次は父親がなく、家が貧しいのをからかわれている。そんな竹本は、久田をイルカを見にブーメラン島に行こうと誘う。ママチャリに二人乗りして山を越え、初めて子供だけで海へと向かう。ヤンキーに絡まれたり、自転車が壊れたり散々な目に遭うが、綺麗なお姉さんに助けられたりもする。小さな冒険を通じて二人はすっかり仲良くなった。
大人になった久田を草彅 剛さん。柔らかな声で、子どものころの忘れられないひと夏を語ります。
金沢知樹監督はかつて芸人としてデビューしたあと、構成作家になり、劇団を旗揚げ、脚本を書き、演出もし、と歩んできてこれが初監督の長編作品です。『ガチ星』(2018)や2020年の「半沢直樹」の脚本も手掛けているんですね。
長崎出身の監督の子ども時代が反映されているのか、家族は明るく仲が良くて、山も海も輝いています。ベテランの俳優たちが子役を支え、誰もが胸にしまっている戻らない日々を見せてくれます。久田兄弟はほんとの兄弟、いたずらすると引っぱたく尾野真千子母ちゃんの手の速さときたら!「またね」「またね」と言い合って別れた友だちは今どうしているのでしょう。
サバ缶は美味しいので我が家も常備しています。竹本くんのアイディアいただき!(白)
2022年/日本/カラー/96分
配給:キノフィルムズ
(C)2022「SABAKAN」Film Partners
https://sabakan-movie.com/
★2022年8月19日(金)ロードショー
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください