2022年07月13日

バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー  原題:Superwho

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©CINÉFRANCE STUDIOS - BAF PROD - STUDIOCANAL - TF1 STUDIO - TF1 FILMS PRODUCTION

監督:フィリップ・ラショー
脚本:フィリップ・ラショー、ピエール・ラショー、ジュリアン・アルッティ、ピエール・デュダン
撮影:ヴァンサン・リシャール
音楽:マキシム・デプレ、ミカエル・トルディマン
製作:フィリップ・ラショー、ジュリアン・デリス、デヴィッド・ゴーキェ
出演:フィリップ・ラショー、ジュリアン・アルッティ、タレク・ブダリ、エロディ・フォンタン、アリス・デュフォア
ジャン=ユーグ・アングラード(『ベティブルー 愛と激情の日々』)、アムール・ワケド(『ワンダーウーマン1984』)

セドリックは、売れない3流役者。そんな彼に、ひょんなことから、新作映画「バッドマン」の主役が舞い込む。「バットマン」ではなく「バッドマン」。“バッドモービル”に乗り、宿敵“ピエロ”と戦うヒーローだ。張り切って体を鍛え、武術を学び撮影に臨む。撮影初日が無事終わろうとする中、妹から父親が負傷したと電話がかかってくる。セドリックは、バッドスーツのままバッドモービルで病院に急ぐが、途中で事故に遭い気絶してしまう。目を覚ますと、自分の名前や過去の記憶を失っていた。車には大金と銃・・・ いったい自分は何者??

セドリックの夢は、映画スターになること、そして警察署長のパパのいい息子であること。でも、やることなすこと、父に呆れられることばかり。さらに記憶を失ってしまって、ほかの家族を自分の家族と思ってしまう始末。
下ネタ続出で、お馬鹿度120%! それでも愛に生きるところは、やっぱりおフランス! 
監督・脚本・主役のフィリップ・ラショーは、『真夜中のパリでヒャッハー!』や『世界の果てまでヒャッハー!』でも、限りなくはじけてました。 私は未見ですが、日本の大人気漫画「シティーハンター」をフランスで実写化し、日本・フランスで見事大ヒットを記録した『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』のチームが再結集して製作したものとのことです。(咲)


『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』でリョウとして颯爽と登場、原作やアニメのキャラを忠実に再現していました。今回も監督・脚本・主演のフィリップ・ラショーですが、前作よりコメディに振り切っています。プロデューサーの褒め殺しに乗ったはいいが、すぐに悲惨な目に遭ってしまいます。自分が誰かもわからない主人公セドリック、コスチュームはスーパーヒーローでも中身が伴いません。しかしセドリックの分まで活躍してくれるのが妹です。半端なく強い!実に頼もしい!ロマンスやら本物の悪党とのアクションやら忙しいですが、最後はきっちり終わらせてくれます。(白)

2021年/フランス・ベルギー映画/フランス語/83分/シネスコ/5.1ch
字幕:井村千瑞
提供:ニューセレクト
配給:アルバトロス・フィルム
公式サイト:http://badman-hero.com/
★2022年7 月 15 日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷、グランドシネマサンシャイン 池袋ほか全国ロードショー


posted by sakiko at 15:01| Comment(0) | フランス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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