2022年05月31日

ALIVEHOON アライブフーン

alive hoon.jpg

監督・編集:下山天
脚本:作道夫、高明
撮影:清川耕史
監修:土屋圭市
出演:野村周平(大羽紘一)、吉川愛(武藤夏実)、青柳翔(小林総一郎)、福山翔太(柴咲快)、本田博太郎(葛西隆司)、陣内孝則(武藤亮介)、モロ師岡(檜山三郎)、土屋アンナ(チーム・スクリューオーナー)、きづき(田村孝)

解散の危機にあるドリフトチームの夏実は、新たな才能を意外なところで発見する。檜山に紹介されたのは、レーシングゲームで圧倒的な強さを誇るゲーマーの大羽紘一。真面目だが内気な性格で、人付き合いがうまくない。実際に車を運転させると、飲み込みが早くすぐにドリフトのコツを掴んだ。ゲーマーなんてと期待しなかったチームの面々も、紘一の才能に驚愕し、チームの再起をかけようと一丸となる。

車やレースに詳しくないので、この映画で初めて「ドリフト」のレースがあると知りました。ドリフトは車を横滑りさせるテクニックで、ドリフトレースは日本発のモータースポーツなのだそうです。公道で試してはいけません。
紘一が世界を目指しているゲームは、本物そっくりの運転席、目の前にはコースのスクリーン。走行に合わせて揺れてゲームと侮れません。
1人でゲームに挑戦していた紘一は、初めて得たチームメイトに後押しされ実車でのドリフトレースに出場します。同時に走るほかの車との状況を見ての駆け引きも必須。全く知識がなくとも、ドキドキして観戦しました。
”ドリフトキング”土屋圭市が監修・出演。CGに頼らず、レーサーたちがカースタントを担い、野村周平さんも好演です。迫力の映像をぜひ ⼤スクリーンで!”爆走”を体感せよ!(安全です)(白)


『ALIVEHOON アライブフーン』というタイトルが、まず気になりました。
ALIVE = 生きる  HOON =〈走り屋〉の俗語
を組み合わせ 【今を生きる走り屋たち】という意味だそうです。クルマに熱く燃える人たちの物語。
ドリフトという車を横滑りさせるテクニックに驚かされましたが、ドリフトの聖地二本松市のエビスサーキットや、福島県只見町の六十里越街道をはじめ福島県でのロケに目を見張りました、山道のカーチェイスに、『頭文字<イニシャルD THE MOVIE』(2005年、香港、監督:アンドリュー・ラウ/ アラン・マック)を思い出しました。(咲)


車のレースについてはあまり知らないのですが、野村周平君が出るというので観ることにしました(笑)。私が野村周平君のことを初めて見たのは、NHKの朝ドラ「梅ちゃん先生」(2012年)でした。まだ彼が10代の時。東北(秋田?)から集団就職で出てきて、松坂桃李が親方の職場に勤めるという役だったけど、すごい東北訛りのしゃべり方が印象的で、若いのに演技にこだわりを持つ人かもしれないとその時思いました。それから気にはなっていたのですが、その後は野暮ったい役ではなく現代の若者という感じの軽い役が多く、ちょっと期待外れのところもありました。でも、この作品ではひきこもりの青年からカーレーサーへと成長を遂げる役で目を見張りました。でもやっぱり最後は人から注目され持ち上げられるのではなく、静かに自分のペースでやるものを選ぶという役でした。それにしてもゲームレーサーの世界から実際のレーサーへの転身というのがほんとにあるのかな。運転テクニックは同じとして描かれていたけど。ネットでのカーレースを争うゲームの世界があるというのをこの映画で知りました。
私は初めて就職した会社がタイヤ製造会社でした。その中で「福島のサーキット」という言葉を何回も聞いたことがあり、今思えばそのサーキットとは、この映画に出てきたエビスサーキットのことだったのかもしれません。カーレースの中で「ドリフト走行」という技術があると知ったのは、香港映画『頭文字<イニシャルD THE MOVIE』(2005年)でした。日本の原作だけど、主人公を台湾の歌手&俳優の周杰倫(ジェイ・チョウ)、その父親を香港の黄秋生(アンソニー・ウォン)が演じ、原作の榛名山の山道で撮影していました。この時「ドリフト走行」という、こんな危険な走行技術があるんだと知りびっくりしました。現在では公道で、このドリフト走行をするのは禁止されているとのことですが、高尾山の山道などでは、今も見ることがあります。この映画はカーレース界のそうそうたるメンバーの協力により、迫力あるシーンが満載の作品ができあがりました。ものすごくしっかり書かれたパンフレットによると、かなりの数のカメラを車に装着して撮影していると書かれていたので、迫力あるシーンがたくさん撮れたのでしょう(暁)。

*参照記事 シネマジャーナル特別記事2005年
『頭文字<イニシャル>D THE MOVIE』公開記念イベントレポート
http://www.cinemajournal.net/special/2005/initialD01/index.html

2022年/日本/カラー/シネスコ/120分
配給:イオンエンターテイメント
(C)2022アライブフーン製作委員会
https://alivehoon.com/
★2022年6月10日(金)ロードショー

posted by shiraishi at 23:25| Comment(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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