2022年05月22日

20歳(はたち)のソウル

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©2022「20 歳のソウル」製作委員会

企画・監督:秋山 純
脚本:中井由梨子
原作:中井由梨子
「20 歳のソウル 奇跡の告別式、一日だけのブラスバンド」(小学館 刊)
「20 歳のソウル」(幻冬舎文庫)
出演:
神尾楓珠
尾野真千子 福本莉子 佐野晶哉(Aぇ! group/関西ジャニーズ Jr.)
前田航基 若林時英 佐藤美咲 宮部のぞみ 松大航也
塙宣之(ナイツ) 菅原永二 池田朱那 石崎なつみ
平泉成 石黒賢(友情出演)/高橋克典
佐藤浩市

千葉県船橋市立船橋高等学校(市船)の応援曲「市船 soul」。この曲は、市船を勝利へと導く神応援曲。作曲したのは、吹奏楽部に所属していた浅野大義さん。
本作は、高校卒業後、2017年1月に20歳という若さで天国に旅立った浅野大義さんの物語。

屋上でトロンボーンを吹く浅野大義(神尾楓珠)。市立船橋高校に入学し吹奏楽部に入った大義。顧問・高橋健一先生(佐藤浩市)から、「今しか出来ないことを精一杯やれ。高校生活には限りがある。今を大切に」と檄を飛ばされる。大きな応援旗を振ろうとするが、1年生の大義には重すぎた。仲間たちと青春を謳歌し、心身ともに成長していく大義。重い応援旗も大きく振れるようになる。やがて大義は、市船・野球部のために応援曲の作曲に挑戦する。高橋先生の指導や親友・佐伯斗真(佐野晶哉 <Aぇ! group/関西ジャニーズJr.>)の助け、母・桂子(尾野真千子)の応援も得て、「市船soul」を完成させる。「市船soul」は、試合でいざという時に演奏されるとたちまち得点し、“神応援曲”と呼ばれる様になる。大義は、高橋先生の様な教師になりたいと音楽大学を受験。無事合格し、夢に向かってキャンパスライフをおくっていたが、ある日、大義が身体に異変を覚えて診察を受けると、癌に侵されていることが判明する・・・

20歳で短い生涯を閉じた浅野大義さんの告別式では、高橋先生の呼びかけで「市船ソウル」を皆で演奏して天国に送ろうと、164人の吹奏楽部員が集まりました。撮影したのは、実際に大義さんの告別式が行われた葬儀場。164人という人数に驚きます。
高校時代に作曲した「市船ソウル」が今も応援曲として奏でられ、こうして映画にもなったことを天国にいる大義さんは、びっくりしながらも嬉しい思いで眺めていることでしょう。

屋上での応援練習や、球場での高校野球の応援風景をみて、高校に入学してすぐ、屋上に集められて応援団の指導のもと応援練習をしたり、県大会の応援に行ったりしたことを懐かしく思い出しました。そして、同じクラスで席が近かったY子さんが、大義さんと同じ20歳で白血病で旅立ってしまったことも・・・。
自分がいつまで生きていられるのかはわかりません。「今を大切に」という言葉をいつも忘れないようにしたいと思います。(咲)


船橋市立船橋高等学校(市船)という学校を初めて知った。あんなに大がかりな応援団や吹奏楽部がある学校というのがあるのも初めて見た。もしかしたら野球部の為にあるのか…。全国大会に出るような部活があるような学校は、あんな感じなのか…。それにしてもすごくたくさんの部員がいるのだと驚いた。実話に基づく作品ということで、実際の吹奏楽部の生徒たちが協力をしているが、才能ある若者たちの成長物語としてみても、ほろ苦く胸に刺さる。
あの屋上での大旗振りは、かなり大変だったろうなと思うし、応援部とのコラボも大人数ですごい。私はこういう青春は味あわなかったけど、こういう経験は大人になっても大きな糧になっていくのではないだろうかと思う。私もこういう経験をしてみたかったと、この作品を観て思った(暁)。


2022年/日本/136分
配給:日活
公式サイト:https://20soul-movie.jp/
★2022年5月27日(金)全国ロードショー



posted by sakiko at 02:46| Comment(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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