2022年03月30日

最初の恋、最後の恋人(原題:A Way Station)

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監督:脚本:キム・ジョンミン
撮影:チェ・ジュンソク
出演:キム・ジェギョン(ジア)、キム・ドンジュン(スンヒョン)

高校の同級生スンヒョンとジアは、ずっとお互いに好きだったのに素直に気持ちを伝えられないまま卒業してしまった。離れ離れになってしまって7年後、ジアの誕生日にスンヒョンからのケーキが届く。スンヒョンは希望を叶えて故郷でパティシエになっていた。ジアは順調だった仕事をやめ、つきあっていた同僚とも別れて故郷に戻ってきた。再会した二人は、ようやく互いの気持ちを確認することができた。相手を想うあまり「隠していたこと」を打ち明けた2人は最初の恋を実らせ、最後の恋人になろうとする。

ジアは父親が亡くなってから花屋を営む母だけが家族。スンヒョンの両親は早くに亡くなっています。高校生時代のスンヒョンは、いつも明るいジアに励まされていました。旧友たちに祝福されて付き合う2人ですが、韓国のドラマにつきものの難題がふりかかります。HPにはもう書かれているので、「病気で彼女は余命わずか、彼は記憶を失っていく」と書いておきます。そこからどう生きていくのかが肝なので、なんでもない日常を過ごしているのが文字通り「有難い」ことなんだと思い至ります。
スンヒョンは『私の頭の中の消しゴム』(2004)のソン・イエジンと同じ病気、と言ったらわかるでしょうか?古いかな。チョン・ウソンとの夫婦愛に泣かされました。制限のある中、愛情を育むジアとスンヒョンの日々をハンカチ片手に見守ってくださいませ。(白)


2021年/韓国/カラー/シネスコ/101分
配給:クロックワークス
(C)2021 PRIVATE COMPANY All rights reserved
https://klockworx-asia.com/koi/
★2022年4月1日(金)ロードショー
posted by shiraishi at 23:59| Comment(0) | 韓国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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