2021年12月19日

ヴォイス・オブ・ラブ(原題:Aline)

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監督・脚本:ヴァレリー・ルメルシエ
撮影:ローラン・ダイヤン
歌唱:ヴィクトリア・シオ
衣裳:カトリーヌ・ルテリエ
出演:ヴァレリー・ルメルシエ(アリーヌ)、シルヴァン・マルセル(ギィ=クロード)、ダニエル・フィショウ(アリーヌ母)、アントワーヌ・ヴェジナ(アリーヌの兄 ジャン=ボバン)

アリーヌはカナダの田舎町の音楽好きの一家に、14人兄弟の末っ子として生まれた。小さなころから歌がうまく、いろいろな集まりで歌っては人々を幸せにしていた。彼女の歌の才能に気づいた地元の名プロデューサー、ギィ=クロードは”奇跡の原石”として、大切に育てる。12歳でデビューして以降、アリーヌは世界的歌姫へと成長していった。そして自分を見出し、デビューさせてくれたプロデューサー、ギィ=クロードへの年齢差をものともしない愛に気づいていく。

セリーヌ・ディオンの半生を、フィクションをまじえながら再現、映画化した作品。監督・脚本・主演のヴァレリー・ルメルシエがセリーヌ・ディオンの大ファンで、たっぷりの愛が込められています。幼少期も全てルメルシエが演じているので、いくら小さくしても身体のバランスなど違和感はあるのですが、それも織り込み済み?設定に違和感を持たせるのも、印象に残る手段の一つなのだとか、何かで読みました。それだけルメルシエが自分で演じたかったということのようです。
圧巻の豪華なステージも再現。さすがに楽曲は歌手のヴィクトリア・シオがカバーしていますが、パフォーマンスはあたかもセリーヌ・ディオンのライブを実際に観ているような感覚になります。次々と披露される名曲をお楽しみください。(白)


第74回カンヌ国際映画祭 アウト・オブ・コンペティション部門 正式出品作品

2020年/フランス、カナダ/カラー/シネスコ/126分
配給:セテラ・インターナショナル
(C)Rectangle Productions/Gaumont/TF1 Films Production/De l'huile/Pcf Aline Le Film Inc./Belga
http://www.cetera.co.jp/voiceoflove/
★2021年12月24日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷先行ロードショー
12月31日(金)全国ロードショー


posted by shiraishi at 01:17| Comment(0) | フランス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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