2021年11月28日

ショップリフターズ・オブ・ザ・ワールド(原題︓SHOPLIFTERS OF THE WORLD)

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監督・脚本︓スティーヴン・キジャック
出演︓ヘレナ・ハワード(クレオ)、エラー・コルトレーン(ディーン)、エレナ・カンプーリス(シーラ)、ニック・クラウス(ビリー)、ジェームズ・ブルーア(パトリック)、ジョー・マンガニエロ(DJフルメタル・ミッキー)

1987年9月、ザ・スミス解散のニュースが駆け巡った。コロラド州デンバー。スーパーで働くクレオは、大好きなザ・スミスが解散したというのに、何も変わらない日常に傷つく。行きつけのレコードショップの店員ディーンに怒りをぶちまけ、「この町の連中に一大事だと分からせたい」と訴える。クレオに恋しているディーンは、地元のヘビメタ専門のラジオ局に向かい、「ザ・スミスの曲をかけろ」とDJに銃を突きつける。その頃、クレオは明日入隊するビリー、友達のシーラ、パトリックの仲良し4人組でバカ騒ぎをしていた。ラジオからディーンが強要したザ・スミスの曲が流れてくる。

スティーヴン・キジャック監督はウォーカー・ブラザーズの伝記映画やローリング・ストーンズ、Xジャパンのドキュメンタリーを撮った監督。本作はザ・スミスの解散のニュースに端を発した電波ジャック事件を主軸に、将来に悩む若者たちを描いています。クレオには心の拠り所だったザ・スミス。大人にはその存在の大切さが理解できません。自分の若いころだって形は違えど、何かしらあったはずですが、日常に追われるうちにどこかへ埋もれてしまってるんでしょう。
ディーンがありったけの勇気をふりしぼったに違いない行動は、DJを動かして、ラジオを聴いている若者たちに届きます。DJも傾倒しているものがあるからこそ、彼らの気持ちがわかるんですね。バカだなぁと思いつつ、若いゆえの純粋さにうるっとしました。
ディーン役のエラー・コルトレーンはリチャード・リンクレイター監督の『6才のボクが、大人になるまで。』(2014)で、実際に12年かけて主人公のメイソンを6歳から18歳まで演じています。とっても可愛い男の子でしたが、今27歳になっていました。(白)


2021 年/アメリカ=イギリス/カラー/シネスコ/91分/
配給:パルコ
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https://sotw-movie.com/#modal
★2021年12月3日(金)TOHOシネマズシャンテ、渋谷シネクイントほか全国ロードショー
posted by shiraishi at 18:32| Comment(0) | アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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