2021年11月27日

グロリア 永遠の青春  原題:GLORIA BELL

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監督 :セバスティアン・レリオ(『グロリアの青春』『ロニートとエスティ 彼女たちの選択』『ナチュラルウーマン』)
出演 :ジュリアン・ムーア(『アリスのままで』)、ジョン・タトゥーロ(『バートン・フィンク』)

アメリカ、ロサンゼルス。アラフィフのグロリア・ベルは、10年前に離婚し、息子や娘も独り立ちし、自由な日々を送っている。ある夜、よく行くクラブでアーノルドという男性から声を掛けられる。紳士的で知的なアーノルドは、1年前に離婚したという。意気投合して付き合い始めるが、デート中に元妻や娘から電話が入るのが気になる。グロリアの息子ピーターの誕生日パーテイにアーノルドを連れていくが、今度は彼のほうが話の輪に入れず、黙って帰ってしまう。後日、彼から何度も電話が入る。なかなか電話に出なかったグロリアだが、再び、アーノルドと付き合うことにし、二人はラスベガスに飛ぶ。久しぶりの二人の楽しいひととき、元妻が大怪我をしたとの娘からの電話が飛び込んでくる・・・

本作は、ジュリアン・ムーアが、チリのセバスティアン・レリオ監督の『グロリアの青春』に惚れ込みリメイクを熱望して実現したもの。『グロリアの青春』は、チリの首都サンティアゴを舞台に、58歳の離婚を経験したキャリアウーマンの女性が、元海軍将校で実業家の男性と出会い一夜をともにし、恋に落ちる物語。本筋はそのままに、ハリウッドの豪華キャストで生まれ変わらせています。
アーノルドと出会い、「この年で恋すると思わなかった」というグロリア。70過ぎと思われる母親からは、「人生、あっという間よ」と、年なんか気にせず、恋もしなさいと言われているよう! 恋もいいけど、男に振り回されるのは、真っ平。男なんて、アテにせず、自由に生きるのが一番!と思わせてくれました。とはいっても、心ときめく人が現れるといいなと、いくつになっても思うものです♪ (咲)


『グロリアの青春』も本作も、なんて(恋愛に)マメなの!と思って観ていました。「人生あっというま」なのは、身に染みて感じていますが、今更めんどくさいのは勘弁。
映画やドラマは他人ごとなので、めっちゃロマンチックか、問題山積みなのを解決していくのが面白いです。本作もそちら。グロリアがダンス好きということで「Love is in the air」はじめ楽曲がとてもいいです。1960年生まれのジュリアン・ムーア、色気と才気減りませんね。インタビュー映像はこちら。(白)


2018年/アメリカ/英語/101分/カラー/シネスコ/5.1ch
字幕翻訳:栗原とみ子
提供:木下グループ 配給:キノシネマ
© 2018 GLORIA FILM DISTRIBUTION, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
公式サイト:https://movie.kinocinema.jp/works/gloriabell
★2021年12月3日(金) キノシネマ他、全国順次公開


posted by sakiko at 18:11| Comment(0) | アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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