2021年10月23日

芸術家・今井次郎

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監督・撮影・編集:青野真悟、大久保英樹
プロデューサー:橋本佳子
出演:今井次郎
時々自動
佐藤幸雄とわたしたち
uni-marca/ユニ・マルカ
石川浩司
オジュデュイイルフェボウ
with モモンガ・コンプレックス
テニスコーツ
とんぷくユニット
(向島ゆり子、近藤達郎、久下惠生、いしかわともこ)

2018 年、今井次郎のトリビュートライブが開催された。2012年に亡くなった今井が関わったバンドや劇団、今井にインスパイアされ、彼を尊敬している若いミュージシャンが集い、追悼ではなく「今こそ必要な音楽」として今井作品を演奏した。この一夜限りのライブ映像を主軸に、今井本人のパフォーマンス映像や今井作品の広がりについての取材映像などをリミックス。
一人の「そのようにしか生きられなかった芸術家」を基点にした、シリアスだけどユーモアにあふれた最高にハッピーな音楽ドキュメンタリー。

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この映画を観るまで今井さんを知りませんでした。きっと真面目で狙っているわけではないだろうに、ご本人とそのパフォーマンス、作られたもの、それぞれが面白いのです。おかしいではなく、興味深い面白さ。
今井さんに出逢った、関わった方々の言葉には、思い出と一緒に「会いたいなぁ」という気持ちがいっぱいつまっていました。今井さんが遺した曲や手作りの愛しいものたちが画面に登場します。SNSで発信し続けた”病院食を動物や人に変身させたミールアート”は、写真集「 JIROX MEALS」になりました。購入はブックギャラリーポポタムへ。
互いに10代からのご縁という青野真悟監督、大久保英樹監督のお2人にお目にかかれました。
スタッフ日記はこちら
インタビュー記事はこちら
ポポタムでの展示はあと29日(金)~31日(日)の3日間です。こちら
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私もこのドキュメンタリーを観るまで、今井次郎さんのことを知りませんでした。私はしかも同い年。今井次郎とはいったい何者なのか。ミュージシャン、作曲家、パフォーマンサー、造形作家。様々な表現方法で「自分のやりたいことを続け生きた人」ともいえる。ユニークなものを使って表現活動を続け、「役に立たない大切なもの」で死ぬまで楽しいことを続け60歳まで生きた。特に目を見張ったのは、ガン病棟の病院食を使って表現した「アート」。こんな人がいたんだと目からうろこだった。
『ニッポンの嘘 報道写真家 福島菊次郎 90 歳』『ひろしま 石内都・遺されたものたち』『沖縄スパイ戦史』などの橋本佳子がプロデューサーを務めた(暁)。

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*参考記事
橋本佳子プロデューサー関連記事

●『ひろしま 石内都・遺されたものたち』
リンダ・ホーグランド監督・橋本佳子プロデューサーインタビュー
http://www.cinemajournal.net/special/2013/hiroshima/index.html

●『ニッポンの嘘 報道写真家 福島菊次郎90歳』
長谷川三郎監督インタビュー
http://www.cinemajournal.net/special/2012/nipponnouso/index.html

2021年/日本/カラー,一部モノクロ/94分
配給:ドキュメンタリージャパン
(C)2021「芸術家・今井次郎」製作委員会
公式HP imaijiro.com
★2021年10月30日(金)ユーロスペースほか全国順次公開

posted by shiraishi at 23:56| Comment(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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