2021年10月05日
キャッシュトラック(原題:Wrath of Man)
キャッシュトラック(原題:Wrath of Man)
監督・脚本・プロデューサー:ガイ・リッチー
原案:ニコラ・ブークリエフ、エリック・ベナール
脚本:マーン・デイヴィス
アイヴァン・アトキンソン
撮影:アラン・スチュワート
出演:ジェイソン・ステイサム(パトリック・ヒル 通称H)、ホルト・マッキャラニー(ブレット)、ジョシュ・ハートネット(デイヴ)、ニーヴ・アルガー(デイナ)、エディ・マーサン(テリー)、ジェフリー・ドノヴァン(ジャクソン)、スコット・イーストウッド(ジャン)
LAにある現金輸送専門の武装警備会社フォーティコ・セキュリティ社。日々、百貨店やカジノ、銀行などあらゆる場所から集められた現金を積んだ現金輸送車(キャッシュトラック)を運転するのは、特殊な訓練を受け厳しい試験をくぐり抜けた強者の警備員たち。そこへぎりぎりの成績で合格した新人のパトリック・ヒル、通称“H”が加わった。しかし、トラックが強盗に襲われたとき、驚くほど高い戦闘スキルでそれを阻止する。Hによって皆殺しにされた強盗への過剰防衛を疑うFBIも捜査に動くが、フォーティコの社長は仲間と現金を守り切った彼を英雄扱いする。その数カ月後、新たな強盗によってHの乗るトラックがまた襲われる。しかし、今回は彼の顔を見た犯人たちがなぜか金も奪わずに逃げ出してしまった。
ストーリーを貫くのは、ジェイソン・ステイサム演じる”Hは何者なのか”。いきなり強奪シーンで始まり、あれよあれよというまに、Hが登場し、フォーティコ社で際立った存在になっていきます。一見地味なジェイソン・ステイサムですが、やたらイケメンの俳優よりも身近な感じが良いのかもしれません。固い助演陣にスコット・イーストウッド、ジョシュ・ハートネットらイケメンも配して、緊張感あるストーリーが進みます。謎は丁寧に回収されて「面白い映画観た!」と劇場を出られます。
ガイ・リッチー監督とステイサムは『リボルバー』(2005)以来2度目のタッグ、3度目もすでに用意されているようです。原題の”Wrath of Man”のWrathは日本語なら激怒、憤怒という激しい怒りのことです。(白)
2021年/アメリカ・イギリス合作/G/118分
配給:クロックワークス
(C)2021 MIRAMAX DISTRIBUTION SERVICES, LLC ALL RIGHTS RESERVED.
https://cashtruck-movie.jp/
★2021年10月8日(金)ロードショー
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