2021年07月04日

ロボット修理人のAi(愛)

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監督:田中じゅうこう
脚本:大隅充
撮影:本吉修
出演:土師野隆之介(倫太郎)、緒川佳波(すずめ)、大村崑(老人)、大空眞由美(和子)、金谷ヒデユキ(村上所長)ほか

16歳の倫太郎は孤児として育ち、人一倍自立心が強い。高校を中退していくつものアルバイトを掛け持ち、大人たちに頼られている。特に家電やロボットまで、なんでも修理する工房で天才的なその腕を磨いている。さらに独学でロボットの勉強を続ける倫太郎に、東京に住む老婦人からAIBOの修理依頼が届く。息子の形見だというAIBOは音声装置とメモリーが壊れていた。同じころ、清掃のアルバイトをしていた病院で、発声障害のある少女すずめと出会った。

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AIBOは90年代末から愛され続けている犬型のエンターテインメントロボット。かつてメーカーに在籍して現在はロボット修理人の乗松伸幸さんをモチーフにしたフィクションです。
美しい榛名湖を背景に、孤児の倫太郎が、AIBOが結んだ縁で過去と向き合い、新しい絆を結んでいきます。子どもの頃に辛い体験をした倫太郎を癒すかのように、ファンタジー要素をからめてあります。現実とファンタジー、そして時間も前後するので、観ていてちょっと戸惑いますが、倫太郎にとっては全て繋がっていることです。
榛名湖は蘇りの女神がいるという設定で、大村崑さんが「謎の老人役」で登場。私が子どもの頃の大人気スターでしたから、思いがけなくお元気な姿を拝見して驚いたり喜んだり。映画は完成まで3年かかり、倫太郎を演じた土師野隆之介さん(中学2年から高校2年まで)が、榛名湖の四季の中で成長していく姿が映されています。コロナ禍で上映が延期になってしまい、今は高校3年生の土師野さんにお話を伺いました。
こちらです。(白)

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2020年/日本/カラー/108分
配給:トラヴィス
夕焼け劇場 presents (C)2021 GENYA PRODUCTION ROBOT REPAIRBOY
http://roboshu.com/
★2021年7月10日(土)より新宿K's cinemaにて2週間限定上映
7/10(土)~7/23(金)
AM10:00~上映後、舞台挨拶&トークショー
posted by shiraishi at 17:46| Comment(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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