2021年06月13日
RUN/ラン(原題:RUN)
監督・脚本:アニーシュ・チャガンティ
製作・脚本:セヴ・オハニアン
出演:サラ・ポールソン(ダイアン)、キーラ・アレン(クロエ)
ある郊外の一軒家で暮らすクロエは、生まれつき慢性の病気を患い、車椅子生活を余儀なくされている。しかし常に前向きで好奇心旺盛な彼女は、地元の大学への進学を望み、自立しようとしていた。そんなある日、クロエは自分の体調や食事を管理し、進学の夢も後押ししてくれている母親ダイアンに不信感をを抱き始める。ダイアンが新しい薬と称して差し出す緑色のカプセル。クロエの懸命な調査により、それは決して人間が服用してはならない薬だった。母はなぜ最愛の娘に嘘をつき、危険な薬を飲ませるのか……。
2018年に公開され、その斬新な手法が話題となった『search/サーチ』のアニーシュ・チャガンティ監督の新作です。前作は父が娘をネットを駆使して探し、今回は母が娘を家に囲い込みます。母の愛を疑わなかった娘が成長して、そのコントロールから全力で逃げ出すストーリー。
じわじわ怖くて、これが連続ドラマだったら先が気になって、毎回見ずにいられません。母役のサラ・ポールソンは映画やドラマでよく見かけましたが、娘役のキーラ・アレンはオーディションで抜擢され映画初出演。普段も車椅子で生活しているのだそうです。孤軍奮闘する姿に思わず応援したくなります。アニーシュ・チャガンティ監督の次作もまた意表をついたものになるのかしら?
教訓:なんだかわからない薬は身体に入れないに限る。え?(白)
2020年/アメリカ/カラー/スコープ/90分
配給:キノフィルムズ
© 2020 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
公式サイト:run-movie.jp
公式Twitter:@RUN_moviejp
★2021年6月18日(金)よりTOHOシネマズ 日本橋他全国ロードショー
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