2021年04月05日
砕け散るところを見せてあげる
監督・脚本:SABU
原作:竹宮ゆゆこ
出演:中川大志(濱田清澄)、石井杏奈(蔵本玻璃)、井之脇海(田丸玄悟)、清原果耶(尾崎・妹)、松井愛莉(尾崎・姉)、北村匠海(真っ赤な嵐)、矢田亜希子(清澄の母)、木野花(おばちゃん)、原田知世、堤真一(玻璃の父)
普通の高校3年生・濱田清澄は朝礼に遅刻して、目立たないように1年生の列に紛れ込んだ。そこで一人の女子生徒がいじめの標的になっていることに気づく。正義感が人一倍強い清澄は見過ごすことができず、その子を助けていた。学年一の嫌われ者の蔵本玻璃と知るが、なぜなのか理由はわからない。玻璃をいじめからかばっているうちに、清澄は彼女が普通の女の子でむしろ可愛いと思うようになる。次第に玻璃も清澄に心を開き、2人の心の距離も縮まっていくのだったが…。
原作は竹宮ゆゆこの同名小説。ターゲットは高校生前後あたりか?あまりに隔たっていて初めて聞くお名前で、1冊も読んだことがありませんでした。『坂道のアポロン』の中川大志と『ガールズ・ステップ』の石井杏奈のW主演で映画化。
始まりは高校を舞台に、ヒーローが女子を助け出し、二人が仲良くなって明るく爽やかな青春ストーリー、にと思いきや、そんなことにはならず。こ、これは?な展開になだれ込みます。いやはや。詳しくは書けませんが、玻璃の秘密が明らかになっていくのがミソです。SABU監督と玻璃の父親役の堤真一さん、大いに楽しんだに違いない。SABU監督の『jam』(2018)の筒井真理子さん凄かったけれど、こちらもなかなか。(白)
2021年/日本/カラー/127分/PG12
配給:イオンエンターテイメント
(C)2020 映画「砕け散るところを見せてあげる」製作委員会
https://kudakechiru.jp/
★2021年4月9日(金)より
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