監督・脚本:井樫彩
原作:壁井ユカコ「NO CALL NO LIFE」(角川文庫刊)
撮影:早坂伸
音楽:松本淳一
主題歌:「ふたりがいい」とけた電球
出演:優希美青(佐倉有海)、井上祐貴(春川)、犬飼貴丈、小西桜子
高校3年生の夏、携帯電話に残された過去からの留守メッセージに導かれ、佐倉有海は学校一の問題児・春川と出会い、恋に落ちた。怖いものなんて何もなかった。明日、地球に隕石が衝突して世界中の人類が滅んで2人きりになったって、困ることは何もないような気がした。無敵になった気分だった。それはあまりにも拙く刹那的で欠陥だらけの恋だった。そして、時を越えた留守電の真相が明かされるとき、有海の衝撃の過去が浮かび上がる。
ホリプロ60周年記念作品。主演にはホリプロ期待の若手俳優、優希美青×井上祐貴のWユウキが抜擢されました。幼くて純粋な取り戻せない日々、観ているこちらも一緒に高揚したり胸傷めたりしてしまう物語を生きています。
携帯電話に残っていた留守電のような「不思議なこと」にはこれまで出逢ったことはありません。でも人としてここに生まれることが、まずものすごく不思議。そして人と人が出逢うことはほんの数秒早いか遅いか、歩いた道が1本違ってもない、ですよね。
有海と春川もいろんなことが巡り巡って、出逢ってしまいました。「恋はするものでなく、落ちるもの」という言葉がぴったりの幼い二人でした。年取っていくとこんなことはなくなってしまうのです。もし同じような人たちがいたら、辛かった恋もちゃんと大切な思い出にしてほしい。人生はまだまだ続いていくから。(白)
完成披露試写会及び舞台挨拶オフィシャル画像
左から井樫彩監督、山田愛奈、優希美青、井上祐貴、駒木根葵汰
左から井樫彩監督、山田愛奈、優希美青、井上祐貴、駒木根葵汰
2021年/日本/カラー/ビスタ/107分
配給:アークエンタテインメント
(C)2021映画「NO CALL NO LIFE」製作委員会
http://nocallnolife.jp/
★2020年3月5日(金)ロードショー
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