2020年09月27日

IMAGINE イマジン(原題:Imagine)

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監督・編集・出演:ジョン・レノン オノ・ヨーコ

ジョン・レノンが1971年にリリースしたロック史を代表する名盤「イマジン」。本作はその収録曲を映画的にコラージュした映像集で、ジョンとヨーコが監督、制作した。アルバム収録曲それぞれに映像を作るという、初のビデオ・アルバムとしても有名な作品である。
今回の公開/再リリースにあたり、映像はオリジナル作品の16mmネガ・フィルムから手作業でフレームごとにクリーニングし復元。
そしてサウンドは3度のグラミー賞を受賞し、ビートルズのカタログ作品のリマスタリングで手腕をふるったポール・ヒックスが7.1/5.1サラウンドとドルビーアトモスにリミックスした。

ジョン・レノン(1940年10月9日 – 1980年12月8日)。自宅前で凶弾に倒れた彼はまだ40歳でした。世界中をかけめぐったこのニュースをビートルズファンは決して忘れません。そんな運命を知る由もなかった1972年のジョンとヨーコ夫妻のビデオ・アルバムが日本の劇場で初公開されます。
約半世紀前の仲睦まじい二人のようすに、思わず頬が緩みます。ジョンにはヨーコさんの感性が響いてかけがえのないミューズとなったのでしょう。充実して幸せだった日々を今こうして観られて良かったです…。
表題曲の「イマジン」はじめ十数曲のジョンの歌が流れ、ときに高く可愛い声のヨーコさんの歌も入ります。劇場上映版のみドルビーアトモスサウンド&15分の特典映像を加えた特別バージョン!劇場の設備によって違いますので、あらかじめお確かめください。前夜祭先行上映もあります。(白)


冒頭、霧の中を行くジョンとヨーコの後ろ姿。森の中に佇む白亜の大邸宅。部屋の片隅にあるグランドピアノで弾き語りするジョン。いくつもある窓を開け終えたヨーコが傍らに座ります。二人が暮らしたティッテンハースト・パークには湖もあって、ボートで渡り、畔の部屋でチェスをする二人。スカートを少し持ち上げ挑発的に脚を見せるヨーコ。ジョンはヨーコが差し出すチェスの真っ白な駒を口に。強烈な個性のヨーコと出会って、心が放たれたようなジョン。
10代の頃、ビートルズの新曲が出るのを楽しみにしながら育った私にとって、ビートルズの解散はとてもショックでした。ジョン・レノンと日本女性オノ・ヨーコとの結婚にも驚かされました。解散の一因にオノ・ヨーコの存在があったとの話も聞こえてきましたが、まだそんなことには関心もない私でした。
「イマジン」の曲が発表された時、ビートルズは解散したけれどビートルズらしい楽曲は健在とほっとした記憶があります。本作を観て、「イマジン」のアルバムを生み出したのが、ジョンとヨーコの深い愛だったのだと感じました。
ジョン・レノンあってのオノ・ヨーコだと思っていたけれど、オノ・ヨーコあってのジョン・レノンだということに思いが至りました。
ヨーコさんの様々なホットパンツ姿にクラクラさせられましたが、あの個性を丸ごと受け入れたジョン・レノン、凄いなと思いました。(咲)


2018年(オリジナル1972年)/イギリス/カラー/86分
配給:EASTWORLD ENTERTAINMENT、カルチャヴィル
(C)2018 YOKO ONO LENNON All Rights Reserved
https://www.universal-music.co.jp/johnlennon-imaginefilm/
★2020年10月9日(金)より生誕80周年記念上映
TOHOシネマズ日比谷ほか全国順次公開





posted by shiraishi at 14:54| Comment(0) | イギリス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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