2020年09月27日

生きちゃった

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監督・脚本・制作:石井裕也
撮影:加藤哲宏
音楽:河野丈洋
主題歌:「夏の花」(作詞・作曲:河野丈洋/歌唱:仲野太賀、若葉竜也)
出演:仲野太賀(山田厚久)、大島優子(山田奈津美)、パク・ジョンボム(山田透)、毎熊克哉(洋介)、若葉竜也(武田)、毎熊克哉(洋介)、太田結乃(山田鈴)

高校時代から仲のよい山田厚久と奈津美、そして武田。厚久と奈津美は結婚し、娘の鈴は5歳になった。以前と変わりなく過ごしていると思っていたある日、早く帰宅した厚久は奈津美と他の男の情事を観てしまう。厚久は呆然とするばかりで、奈津美に怒ることも悲しむこともできずにいた。奈津美はそんな厚久に、これからのことを提案する。

上海国際映画祭のプロジェクト「原点に帰り、至上の愛を描く」に沿って作られた1本。3日間で書き上げたというオリジナル脚本の本気と熱は、そのまま俳優たちに宿ったのかと思うほど。みな剥き出しでぶつかり合った作品として立ち上がっています。厚久と武田は同じ女性を愛した親友同士。黄金の3人の構図ですが、厚久に不満を募らせる奈津美は、他の男の元へ走ってしまいます。これまで見たこともない大島さんがいい! 涙も鼻水も垂れ流しの太賀くんと竜也くんがいい!
大事なことほど声にならないよね厚久くん。言いにくいものなのよ、武田くん。
厚久の兄を演じたのは韓国で俳優、監督を務めるパク・ジョンボム、『ムサン日記~白い犬』『生きる』が東京FILMEXで上映されてゲストで登壇したのを覚えています。本作ではほとんど台詞がないにも関わらず存在感があり、この兄のパートと弟の厚久のパートの2本立てを観たような気になりました。
本作は『All the Things We Never Said』という英語タイトルで、中国及び香港、台湾、マカオなど、世界各国の劇場で公開予定。(白)


2020年/日本/カラー/91分/R-15
配給:配給:フィルムランド
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http://ikichatta.com
★2020年10月3日(土)ユーロスペースにて公開
posted by shiraishi at 15:33| Comment(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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