2020年08月16日

8月21日(金)より全国東宝系にて公開
劇場情報

『糸』ポスター(WEB用0821).jpg
©2020映画『糸』製作委員会

監督:瀬々敬久
原案:平野隆
脚本:林民夫
企画・プロデュース:平野隆
モチーフ曲「糸」作詞・作曲 中島みゆき
音楽:亀田誠治
主題歌:中島みゆき
出演
高橋漣:菅田将暉
園田葵:小松菜奈
山本美月、高杉真宙、馬場ふみか、倍賞美津子、永島敏行、竹原ピストル、二階堂ふみ、松重豊、田中美佐子、山口紗弥加、成田凌、斎藤工、榮倉奈々

中島みゆきの愛と絆の名曲「糸」が映画化!
めぐり逢いをテーマに描く、壮大なスケールのラブストーリー

「糸」は、1992年に発売された中島みゆきの20枚目のアルバム『EAST ASIA』の中に収録された歌。それが20年以上もたってから、ドラマの主題歌に使われたりCMに使われたりしながら、いろいろな人にカバーされ、今や120組を超えるカバーバージョンが発表されているという。この数年、結婚式やカラオケなどでも多く歌われて、さらにこの曲への注目が広がっている。そして、とうとうこの曲から着想を得た映画ができた!
「めぐり逢い」と「別離」を経て、再びめぐり会うまでの18年間の二人の物語を、時代の変遷とともに描く壮大なラブストーリー。舞台は北海道・東京・沖縄・シンガポール。
平成元年(1989年)生まれの高橋漣(菅田将暉)と園田葵(小松菜奈)は美瑛で育ち13歳で出会った。しかし家庭の事情で葵は突然姿を消した。 養父からの虐待に耐えかねてこの町から逃げ出したのだった。真相を知った漣は必死に葵を探しだし、駆け落ちを決行する。しかし幼い二人の逃避行はすぐに知られ、警察に保護されてしまう。別れ別れになってしまった二人はそれぞれの人生を歩む。それから8年後,漣は地元のチーズ工房で働いていた。葵は大学生。
二人は友人の結婚式で再会を果たしたが葵には恋人がいた。その後、葵はシンガポールへ行き起業。北海道で生きていくことを決意した漣と、世界中を飛び回って自分を試したい葵。出会った頃の二人の思いは交差し、それぞれ別の人生を歩み始めていた。そして10年後、再び二人にめぐりあう機会がやってきた。運命の糸はどのように紡がれるのか。引き離された男女が再びめぐり逢うまでを、中島みゆきの「糸」や「ファイト」「時代」などの歌とともに描く。
主演の菅田将暉、小松菜奈に加え、榮倉奈々、斎藤工、成田凌、二階堂ふみら若手俳優、そして倍賞美津子、永島敏行、松重豊などベテラン俳優陣が顔を並べる。監督は『8年越しの花嫁 奇跡の実話』『64-ロクヨン-』等の瀬々敬久。脚本は『永遠の0』『空飛ぶタイヤ』の林民夫。また菅田将暉、石崎ひゅーい、亀田誠治が本作の応援ソングとして「糸」をカバーしている。

私は中島みゆきの1975年のデビュー当時からのファンで、かれこれ45年になる。彼女のアルバムは全部持っているけど、コンサートや夜会などはなかなかチケットが取れないので10回くらいしか行ったことがない。そんな私が一番好きな曲は「時代」。この曲を聴いてファンになった。
そんな私だけど「糸」に関しては、アルバム『EAST ASIA』が出たときに聴いてはいたけど、数年前にCMで誰かカバーした人の歌で流れて、そういえばこういう曲もあったなと思ったくらいだった。その後、いろいろな人に歌われているなとは思ったけど、20年かかってこんなにも広がっていることに驚いた。
1994年頃、中華圏(中国、香港、台湾、シンガポールなど)で日本の歌がたくさんカバーされていることを知り、何人かの人と手分けして中華カラオケに行き、日本の歌のカバー曲について調べたことがあったけど、中島みゆきの曲が100曲くらいがカバーされているのを知って驚いた。でも今回この「糸」1曲を120組以上がカバーしているということを知りびっくりした。この曲が出たときには思いもよらなかったけど、こんなにも「糸」という曲に思いをはせる人がいて、さらには映画にまでなたということに、ファンとしては彼女の思いを理解してくれる人が増えたことが嬉しい。「時代」もそうだけど、「別れと出会いを繰り返し、めぐりあう」というテーマは彼女の歌の中にいくつもある。彼女の歌は力強くやさしい。くじけず生きていくんだよと力づけてくれる歌が多いと思う。そんな思いがこの映画に描かれていると思う(暁)。


主演の菅田将暉が演じた高橋漣は高校卒業後、北海道に残って美瑛のチーズ工房で働いている。菅田将暉はこのところ際立ったキャラクターを演じることが多かったが、久しぶりに等身大の青年だ。相手役の小松菜奈とは『ディズトラクション・ベイビーズ』(2016)、『溺れるナイフ』(2016)に続いて3度目の共演。息もぴったり合っていた。
ストーリーは中島みゆきの『糸』をモチーフにし、17年に渡る2人の出逢いと別れで展開する。そこには2人以外のさまざまな糸も織り込まれるが、ほかの糸を主人公にしても作品が作れるのではないか。それほどしっかりとした人物造形がなされていた。特に、高橋漣が働くチーズ工房の先輩・香を演じた榮倉奈々は思い切った減量をして役に挑み、強い印象を残す。香が娘に伝えた「偉い人にならなくていい。泣いている人がいたら励ましてあげなさい」という教えは、その後、何度も涙を誘う。
『糸』はエンドロールに使われるが、中島みゆきの曲はほかにも『ファイト!』がカラオケで使われる。これがまたいい。思わず、一緒に歌ってしまいそうだ。(堀)


2020年製作/130分/G/日本
配給:東宝
オフィシャルサイト

posted by akemi at 10:09| Comment(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください