2020年07月08日

ライド・ライク・ア・ガール(原題:Ride Like a Girl)

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監督:レイチェル・グリフィス
脚本:アンドリュー・ナイト、エリース・マクレディ
撮影:マーティン・マクグラス
出演:テリーサ・パーマー(ミシェル・ペイン)、サム・ニール(父 パディ・ペイン)、スティービー・ペイン、サリバン・ステイプル

ミシェルは競馬一家のペイン家に10人兄弟の末娘として生まれた。母はミシェルが生後6か月のころに交通事故で亡くなり、以後は父親と兄姉に育てられた。調教師の父のもと、兄姉のほとんどが騎手として活躍している。ミシェルも騎手になることを目標に鍛錬を欠かさず、女性には不利な環境も乗り越えて念願のデビューを果たした。好成績をあげて期待された矢先、落馬で大けがを負ってしまった。復帰を危ぶまれながら、不屈の意思でリハビリに励む。

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オーストラリア競馬では最高賞金のメルボルンカップ。居並ぶ強豪が3200mをわずか数分で駆け抜けます。毎年11月に開かれるこの競馬の日は祝日で、みんなが手に汗を握って見つめるようです。2015年のレースで女性騎手で初めて栄冠を手にしたのが、このミシェル・ペイン。結果を先に言っちゃって申し訳ないのですが、これがわかっていても迫力のレース場面は固唾を飲んで見守ることになります。映画はミシェルがここに至るまでに、どんな挫折と努力があったのかをつぶさに見せてくれます。監督は女優としても活躍中で、これが初長編作品のレイチェル・グリフィス。
ミシェル・ペインを『明日、君がいない』(06)『ベッドタイム・ストーリー』(08)『ハクソー・リッジ』(16)などに出演のテリーサ・パーマー。『ウォーム・ボディーズ』(13)のゾンビのR(ニコラス・ホルト)に惚れられるジュリーも忘れられません。お兄さんスティービーの笑顔が目に留まりましたが、ミシェルの「実のお兄さん」本人でした。(白)


2019年/オーストラリア/カラー/ビスタ/98分/
配給:イオンエンターテイメント
(c)2019 100 to 1 Films Pty Ltd
公式HP  https://ride-like-a-girl.jp
公式Facebook @ridelike.jp  
公式Twitter @ride_like_jp
★2020年7月17日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ 他全国公開
posted by shiraishi at 22:57| Comment(0) | オーストラリア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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