監督:ニール・バーガー
出演:ケヴィン・ハート、ブライアン・クランストン、ニコール・キッドマン、ゴルシフテ・ファラハニ
スラム街出身で出所間もないデルは、元妻や息子から見放され、住むところもない。保護観察官から翌日までに求職証明書に3か所からサインをもらってくるよう言われ、仕方なく面接に行く。3つ目に訪ねたのは豪華マンションのペントハウス。サインさえ貰えばいいと思っていたのに、ハングライダーの事故で首から下が動かなくなった大富豪フィリップに気に入られ、住み込みの介護人として働くことになる。教養もなく調子のいいデルに秘書のイヴォンヌはじめ周りは厳しい目を向ける。だが、物おじせず、思うことを口にするデルに、フィリップはだんだん心を開いていく。一方、デルも教養があり上流社会で暮らすフィリップを最初はうらやましく思うが、彼なりに悩みがあることを知る。そんな或る日、二人を揺るがす出来事が起きてしまう・・・
世界で大ヒットしたフランス映画『最強のふたり』(2011年)のハリウッド版リメイク。
それなりの工夫をして、違いを見せているので、あまりに有名なオリジナル版と比べないで観るのがいいかもしれません。
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私にとっては、今や国外で活躍するイランの女優ゴルシフテ・ファラハニが出演しているので、どんな役で出ているのかが楽しみでした。もしかして、文通相手の女性?と思っていたら、オリジナル版には出てこない理学療法士という役柄でした。デルをちょっぴりこらしめたりして、なかなかカッコいいのです。ぜひ、ご注目を! (咲)
2019年/アメリカ/カラー/5.1ch/ビスタ/125分
配給:ショウゲート
公式サイト:http://upside-movie.jp/
★2019年12月20日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町他 全国ロードショー