2019年11月24日

ゾンビランド ダブルタップ(原題:Zombieland: Double Tap)

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監督:ルーベン・フライシャー
脚本:レット・リース 、ポール・ワーニック、 デイブ・キャラハム
撮影:チョン・ジョンフン
音楽:デビッド・サーディ
出演:ウディ・ハレルソン(タラハシー)、ジェシー・アイゼンバーグ(コロンバス)、エマ・ストーン(ウィチタ)、アビゲイル・ブレスリン(リトルロック)、ゾーイ・ドゥイッチ(マディソン)、

あれから10年。「生き残るための32のルール」を駆使し、タラハシー、コロンバス、ウィチタとリトルロックの姉妹は、ゾンビと闘いながら生き延びていた。4人はホワイトハウス住まいに出世、コロンバスとウィチタは恋人状態。リトルロックはオトナになって恋愛したくても相手に出会えない。4人だけでなく、ゾンビもこの10年スキルアップし(?)、スピードと体力のある新種のゾンビが発見されていた。
コロンバスはウィチタと喧嘩した後、マディソンというお気楽な娘に出会う。

2009年のヒット作『ゾンビランド』10年ぶりの続編です。ルーベン・フライシャー監督も昨年『ヴェノム』がヒットしたばかり。レット・リースは『デッドプール』1,2の脚本も書いています。
ウディ・ハレルソンは『ゾンビランド』以来出演作が途切れず、出演していた若手たちと4人が再登場。ジェシー・アイゼンバーグはマルチに活躍、エマ・ストーンは順調にスターの座に昇りつめて受賞歴多数。アビゲイル・ブレスリンも子役時代の愛らしさも残した大人の女優になりました。ゾンビが蔓延する世界で10年生き延びたという設定ですが、ハリウッドという世界の第一線にもよくぞ生き残りました~!!
今回マディソンとして出演のゾーイ・ドゥイッチは『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(1985)のママ、リー・トンプソンの娘。これまで生き残ったのはゾンビの好物の脳みそがないからだと言われるほど、能天気な役。コメディエンヌの魅力を発揮しています。
公式HPにはかなり面白いたくさんの予告編と「生き残るための32のルール」があります。生き残るのに役立つ…かも。(白)


ゾンビ映画って見るたびに「ゾンビをすべて退治したわけではないのに、この後、大丈夫なんだろうか」と常々思っていたのだが、この作品を見て、その疑問はやっぱりに変わった。10年経っても当然ゾンビはいるわけで、逃げる生活は続いている。しかも、ゾンビが進化しているとは!
というわけで、今作でもゾンビとの攻防戦がメインなのだが、それとともに描かれるホームドラマ的な葛藤に別の意味でハラハラさせられる。リトルロックは過保護なタラハシーに反発するし、お互いに好きなのに素直になれないコロンバスとウィチタの間に新キャラが入り込んできた。さて、その結末は? ゾンビとの決戦を経て、それぞれが答えを出すのでお楽しみに。
そうそう、びっくりするようなおまけ映像があるので、最後の最後まで席をお立ちになりませんように。(堀)


2019年/アメリカ/カラー/シネスコ/99分
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
https://www.zombie-land.jp/
★2019年11月22日(金)ロードショー
posted by shiraishi at 11:53| Comment(0) | アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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