2019年10月24日

IT イット THE END “それ”が見えたら、終わり。 原題 :IT: CHAPTER TWO

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監督:アンディ・ムスキエティ
脚本・製作総指揮:ゲイリー・ドーベルマン
原作:スティーヴン・キング
出演:ジェームズ・マカヴォイ、ジェシカ・チャステイン、ビル・ヘイダー、イザイア・ムスタファ、ジェイ・ライアン、ジェームズ・ランソン、アンディ・ビーン、ビル・スカルスガルド、ジェイデン・マーテル、ソフィア・リリス(若きベバリー)

デリーという田舎町に出没し子供たちの命を奪っていた正体不明のペニーワイズ(ビル・スカルスガルド)を、ビルやベバリーらルーザーズ・クラブのメンバーたちが撃退してから27年後。再びデリーで不可解な連続児童失踪事件が起き、クラブのメンバーにデリーへ帰ってくるように促すメッセージが届く。そしてビル(ジェームズ・マカヴォイ)たちは、デリーに集結し久々に顔を合わせる。

ホラーが苦手な女子の涙を誘い、個人的に”リリカル・ホラー”と名付けたほど詩情豊かなイメージ展開を見せた前作。続編は「ルーザーズ・クラブ」の27年後が舞台となり、メンバーは再び「それ」と対峙せざるを得なくなる。
冒頭から、あのイケメン監督兼俳優や、アノ往年の名匠がカメオ出演し、適した名演を披露するので見逃せない。

ハリウッド版『進撃の巨人』も楽しみなアンディ・ムスキエティ監督が続投し、大人版キャスト陣も名優、個性派を集め、娯楽作の要素は十分。予算、規模、設定、ビジュアル面、怖さ(!)などのあらゆる点がスケールアップしている。演技巧者ばかりだった子役たちにも再会でき、回顧シーンと現在が複雑に交錯する。それぞれにトラウマを抱えた大人たちが見る悪夢の表現は、実力派俳優陣ならではの見せ場連続だ。
ペニーワイズ役だけはビル・スカルスガルドが続投し、こちらは新たな創造性で迫ってくるため、効果音なしでも怖い怖い!人によって見どころが異なる余地を示すホラー映画の金字塔だろう。(幸)


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製作国:アメリカ
配給:ワーナー・ブラザース映画
カラー/シネマスコープ/2D / IMAX 2D/ドルビーシネマ 2D / 5.1chリニアPCM+ドルビーサラウンド7.1/169分
(C) 2019 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/itthemovie/
★11月1日(金)から全国公開★
posted by yukie at 11:21| Comment(0) | アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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