映像女性学の会 第43回女性監督作品上映会
島田 恵監督 「チャルカ~未来を紡ぐ糸車~」
2019年10月5日(土)18:30~20:30
場所 渋谷男女平等・ダイバーシティセンター 地図
(渋谷区文化総合センター大和田8F)
参加費無料 カンパ歓迎
先着30名 事前予約の必要はありません。
ゲストトーク 島田 恵さん(上映作品監督)
■上映作品
『チャルカ~未来を紡ぐ糸車~』 2016年/90分/監督:島田恵
チャルカとは、インドの手紡ぎ糸車のことです。インド独立の父、ガンジーはイギリスの支配から自立するために、自国の綿花を自分たちで紡ぎ、手織りした布(ガディ)を作ろうと提唱しました。チャルカは独立運動のシンボルです。東日本大震災は本当に大切なものは何かを私たちに問いかけ、福島原発事故は経済優先社会が行き着いた惨状をみせつけました。
本作品は、高レベル放射性廃棄物の地層処分研究施設のある北海道幌延町の隣町で酪農を営む久世薫嗣(しげつぐ)さん一家の生き方を軸に、もう一つの研究施設がある岐阜県東濃地域、そして世界で初めて地下処分施設が建設中のフィンランド、原子力大国フランスの処分計画地に生きる人々、抵抗する人々を描いています。
人類が直面するこの問題から私たちが学ぶべきこととはいったい何なのでしょうか。映画は私たち一人一人の生き方と選択を問いかけています。
■監督プロフィール:島田 恵 1959年東京生まれ。写真家・ドキュメンタリー映画監督。1986年のチェルノブイリ原発事故後、核燃問題で揺れる。六ケ所村を初めて訪ね衝撃を受け撮影を開始する。1990年~2002年まで同村に在住。写真集『六ケ所村 核燃基地のある村と人々』(高文研)で第7回平和・協同ジャーナリスト基金賞を受賞。同名の全国横断写真展を行う。3.11後に制作した映画『福島 六ケ所 未来への伝言』は「2014年キネマ旬報文化映画部門」第7位となる。現在、核のボミをテーマにした第2作目『チャルカ~未来を紡ぐ糸車~』を全国で上映中。
主催 映像女性学の会
お問い合わせは小野まで ℡090-9008-1316 mail:ycinef@yahoo.co.jp
なおシネマジャーナルでは、『福島 六ヶ所 未来への伝言』で 島田恵監督にインタビューしています。
シネマジャーナルHP
『福島 六ヶ所 未来への伝言』 島田恵監督インタビュー記事
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