2019年09月22日

バオバオ フツウの家族 原題:親愛的卵男日記 英題:BAOBAO

9月28日(土)新宿 K’s cinema他 順次公開

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©Darren Culture & Creativity Co.,Ltd.

監督: 謝光誠(シエ・グアンチェン) 第1回長編監督作
脚本:鄧依涵(デン・イーハン)
キャスト
雷艾美 エミー・レイズ
柯奐如 クー・ファンルー
蔭山征彦 カゲヤマユキヒコ
蔡力允 ツァイ・リーユン
楊子儀 ヤン・ズーイ

子供がほしい同姓カップルの物語

2018年秋、台湾で同姓婚を巡る是非の国民投票が話題になっていた中で公開されて話題となった映画『バオバオ フツウの家族』(原題:親愛的卵男日記)が日本公開される。

ロンドンに住むレズビアンカップルのジョアンとシンディ、友人であるゲイカップルのチャールズとティム。二組の同姓カップルが「赤ちゃんが欲しい」と考え、協力して妊活を始める。人工授精で双子を妊娠したシンディ。生まれてきた赤ちゃんは、ひとりづつ引き取って、それぞれのカップルが育てる約束だったが、ひとり流産してしまった。ひとりになってしまったので、子供が奪われるのではないかと思ったシンディは、精神不安定になってしまい、ひとり台湾に戻ってきた。
しかし、親元に帰れないシンディが頼ったのは幼馴染の警官タイ。子供の頃からシンディに密かに好意を寄せていたタイは、理由も聞かずに自分がお腹の子の父になると言うのだが、シンディの心は癒されない。自分がレズビアンであることも打ち明けられない。ジョアンはシンディを追って台湾へ。一方ゲイカップルのほうもティムの滞在期間が終わり台湾に戻った。舞台はロンドンから台湾へ。
数か月たち、シンディの出産の日。そこには、ティムの母、チャールズの両親、シンディの父、タイ、そしてジョアンがいた。シンディとジョアン、そして赤ちゃんはこれからどうするのか…。赤ちゃんをどちらが育てるのかをめぐって、新しい家族の形の模索が始まる。

シンディ役は、日本とフランスのハーフで司会者として人気のエミー・レイズ。ジョアンを演じるクー・ファンルーはアイドルドラマからアート映画まで国内外でキャリアを積む実力派。チャールズ役は、台湾で活躍する日本人俳優 の蔭山征彥。映画音楽を手がけたり、『念念』(2015年)では脚本家として香港電影評論学會の脚本賞を受賞するなどマルチな才能の持ち主で、今後のさらなる活躍が楽しみな存在。(公式HPより)
なお『念念』は、『あなたを、想う。』というタイトルで11月2日(土)よりユーロスペース・横浜シネマリンほかで全国順次公開される。

チャールズ役の蔭山征彦さんへのインタビュー記事はこちら

バオバオとは中国語では「宝宝」と書き、赤ちゃんのこと。沖縄でも赤ちゃんのことをバオバオと言っていて、字も「宝宝」で同じ。台湾、中国からの影響があるのでしょう。それにしても赤ちゃんは宝なんですね。
私は結婚制度(家制度)に疑問があったので結婚しなかったし、子供をほしいと思ったこともありません。同性愛の人たちもそういう意味で、既存の結婚制度の中で生きることに反発を感じている人たちだと思っていたので(私の周りの同性愛の方たちはだいたいそう)、最近同姓婚というのが話題になったりして、「どうして結婚なんてしたがるの?」と思っています。ましてや同姓を愛することにしたのに、子供をほしがるというのはもっとわからずです。なので、この映画のように、レズビアンの人とゲイの人で協力しあって子作りするという設定自体が??なのですが、時代の流れで変わってきているのだなと思いつつやはり私には理解できず。かつてはそんなことは考えられなかったけど、現代ではそういう人たちも出てきたのかなと思いながら観ました。それにしてもロンドンで活躍していたり、台湾と行ったり来たりと、まるでトレンディドラマのような作りで、台湾映画もそういう流れがあるのかな(暁)。

公開情報
関東
東京 新宿Kʼs cinema 9/28(土)
神奈川 横浜シネマリン 10/19(土)
中部
愛知 名演小劇場 10/12(土)
近畿
大阪 第七芸術劇場 10/19(土)
京都 京都みなみ会館 近日予定
兵庫 神戸アートビレッジセンター 11月予定

2018年/台湾/97分/1:1.85/
原題:親愛的卵男日記 英題:BAOBAO
©Darren Culture & Creativity Co.,Ltd
配給:オンリー・ハーツ /GOLD FINGER 
協力:GENXY/ビームス 
後援:台北駐日経済文化代表処台湾文化センター 




posted by akemi at 21:38| Comment(0) | 台湾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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