監督・ 脚本:倉田健次
撮影:菅野宏彰
音楽:加藤久貴
挿入歌:(作詞・作曲)遠藤芳晴、遠藤幸恵
制作:溝本行彦
出演:遠藤史人、三宅花乃、広澤草、結城貴史、野田幸子、前川正行
かつては子供だった
すべての少年少女に捧げるー
青い鳥を追い求める心の旅の物語
里山で元気に走り回っている少年テツオ。今年も福島から「保養」のために子どもたちがやってきた。向こうでは普段外で遊べないんだそうだ。ここなら遊ぶところはいっぱいある。そうそう、遊んでばかりはいられない。今年は「青い鳥」の劇をすることになったんだ。青い鳥ってどこにいるんだ? いろんな大人に聞いてみるけれど、答えが違う。
相模原市の自然豊かな藤野。芸術家も集まるこの地では、東日本大震災の2年後から夏休みに福島の子どもたちを受け入れています。「保養」のため招かれた子どもたちと、地元の子どもたちの交流がこんな形で行われているのを初めて知りました。ちょっとスナフキンを思わせる帽子の男性や、訳ありそうなガラス作家の女性も子どもたちに関わります。「青い鳥」の物語は、最後に探し求めていた青い鳥が自分の身近にいたと結ばれますが、さてこの作品は?
テツオくんとシチカちゃんが子役としてでなく、そこで生きていました。白黒作品であるせいか、現代でなく自分の子どもの頃もおもいだすような、なつかしさのある作品です。(白)
2016年/日本/モノクロ/130分
配給:アルミード
(C)藍色少年少女製作委員会
http://fujino-kidstheater.net/aiiro/
★2019年7月26日(金)より夏休みロードショー2018年/日本/カラー/シネスコ/110分
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