2019年06月13日
パージ:エクスペリメント(原題:The First Purge)
監督:ジェラード・マクマリー
脚本:ジェームズ・デモナコ
音楽:ケビン・ラックス
出演:イラン・ノエル(ディミトリ)、レックス・スコット・デイヴィス(ナヤ)、ジョイヴァン・ウェイド( イザヤ)、スティーヴ・ハリス(フレディ)、マリサ・トメイ(アップデール博士)
経済が崩壊した21世紀のアメリカで政権を握っていた新政党NFFA(新しいアメリカ建国の父たち)は犯罪率を抑えるため、1年に一晩だけ殺人を含むあらゆる犯罪が合法となる「パージ法」の採用を決めた。反対デモも無視し、アメリカ全土での適用前に、ニューヨークのスタテン島内のみで実験することになった。島に残る島民に用意された賞金は5000ドル。島の住民たちが不安を抱える中、ついにパージ当日がやってくる。島のギャングのボスであるディミトリーは、愛する人を守るためにスタテン島に残ることを決意する。
2013年に第1作が制作された(日本公開は2015年)「パージ」シリーズの第4作。1年に1晩、12時間だけ全ての犯罪が合法化される法律=「パージ法」。この法律がなぜ施行されることとなったのか?その始まりが描かれています。
最悪の実験の被験者たちは、賞金にひかれて残ることを選んだ貧しい人、どこにも行く場所のない人たち。開発したのは暮らしにあえいだ経験もなさそうな富裕な白人たち。島に通じる道は封鎖され、犯罪を楽しみたい暴徒たちが暴れまわる様子を安全なところから監視しています。実験を成功させたい権力者の傲慢にむかつき、一晩中逃げ続けまたは抵抗する住民たちのサバイバルにハラハラさせられます。これまでの作品をまず見るのもよし、始まりを見てから順に見続けるもよし。私は全部観ておりました。作品紹介は以下。(白)
第1作『パージ』http://cinemajournal-review.seesaa.net/article/422196791.html
第2作『パージ:アナーキー』http://cinemajournal-review.seesaa.net/article/423007382.html
第3作『パージ:大統領令』http://cinemajournal-review.seesaa.net/article/448991725.html
2018年/アメリカ/カラー/シネスコ/98分/R15+
配給:シンカ、パルコ
(C)2018 Universal Pictures
http://purge-exp.jp/
★2019年6月14日(土)ロードショー
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