2019年04月28日

初恋~お父さん、チビがいなくなりました

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監督: 小林聖太郎
原作:西炯子の漫画「お父さんチビがいなくなりました」
出演:倍賞千恵子、藤竜也、市川実日子、佐藤流司、小林且弥、優希美青、濱田和馬、吉川友、小市慢太郎、西田尚美、星由里子

70歳になる有喜子(倍賞千恵子)は、結婚して50年。3人の子供たちは独立して、今は夫・勝(藤竜也)と二人暮らし。無口で頑固な勝は、元職場の相談役として時々会社に顔を出す以外は町の将棋道場に通いつめ、有喜子のもっぱらの話し相手は、近所で拾ってきた黒猫のチビ。編み物をしながら韓国ドラマを観る日々だ。
末娘の菜穂子(市川実日子)が父の好物の栗を持って訪ねてきた日、有喜子は、「お父さんと別れようと思ってるの」と漏らす。その夜、心のよりどころのチビがいなくなる。3日経っても帰ってこないのを、夫は、「死に場所を探しにいったんだよ」とつれない。娘のアドバイスでペット探偵に捜索を依頼すると、その探偵は有喜子の好きな韓流スターにそっくりだった。一方、勝が近くの喫茶店で女性と会っているのを有喜子は目撃してしまう・・・

結婚50年、会話のない夫婦の結婚した頃のことが時折差し込まれながら、物語は進んでいきます。二人はお見合い結婚なのですが、勝は有喜子が働いていた駅構内のミルクスタンドの常連客だったのです。毎朝、先輩の志津子にお金を差し出し牛乳とあんパンを買う「7時25分の男」。志津子が彼に気がある風だったので、結婚する相手が勝だと言えずに仕事を辞めてしまったのです。ところが、50年後、近所の喫茶店で会っていたのは、志津子! いったい、どういう関係??と、有喜子ならずとも思ってしまいます。
勝は、いかにも昔気質の日本男児。何を考えているのか口に出さないのです。人様々だけど、こんな男と暮らすくらいなら結婚しない方がマシだなぁ~と、独り身の私は思ってしまいます。でも、最後には、ほっこり♪ それが、50年連れ添った歳月の証なのだなぁ~と、うらやましくなるワケです。
倍賞千恵子さんと藤竜也さんが、いかにも年月を重ねてきたご夫婦という、なんともいい感じです。
密会する志津子を演じているのは、星由里子さん。お年を召しても素敵です。これが遺作となりました。

駅から雑木林を通って帰る大きな家。ここはどこ?と、気になります。
宣伝の方に伺ったら、家のあるところと、雑木林の道は、全く離れた場所だとか。
雑木林の道は、黒猫のチビを拾った場所。
さて、いなくなったチビは、帰ってくるのでしょうか・・・ ぜひ劇場でご確認を!(咲


『初恋~お父さん、チビがいなくなりました』小林聖太郎監督インタビューは、こちらで! 
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◆初日舞台挨拶

日時:5月10日(金)13:15の回 ※上映後
場所:新宿ピカデリー
登壇者(予定):倍賞千恵子、藤竜也、市川実日子、小市慢太郎、西田尚美、小林聖太郎監督、りんご(ねこ)

2018年/日本/カラー/ヨーロピアンビスタ(一部シネマスコープ)/DCP 5.1ch/105分
配給: クロックワークス
公式サイト:http://chibi-movie.com/
★2019年5月10日(金)新宿ピカデリーほか全国ロードショー







posted by sakiko at 18:48| Comment(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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