2019年01月13日

蜘蛛の巣を払う女(原題The Girl in the Spider's Web)

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監督・脚本:フェデ・アルバレス
原作:ダビド・ラーゲルクランツ
出演:クレア・フォイ(リスベット)、スベリル・グドナソン(ミカエル)、シルビア・フークス(カミラ)、ラキース・スタンフィールドスティーブン・マーチャント

天才ハッカー、リスベットのもとに仕事の依頼があった。AI研究の世界的権威バルデル博士が開発した「核攻撃プログラムをアメリカ国家安全保障局から取り戻して欲しい」と。バルデル博士は自分の犯した過ちを消し去りたいというのだった。簡単にクリアできるはずだったが、リスベットの前に縦横に網を張り巡らして立ちふさがるものがいた。16年前、父のもとから逃げ出したときに生き別れになってしまった双子の妹カミラだった。

大ヒットした「ミレニアム」シリーズの第4弾。ハリウッド版『ドラゴン・タトゥーの女』の製作陣が結集して送り出したサスペンスアクションです。リスベットには『ブレス しあわせの呼吸』で難病の夫を励まし支える妻を演じたクレア・フォイ。笑顔ひとつ見せず、ハードなアクションをこなしています。今年は『ファースト・マン』(2018)でアームストロング船長の妻、ソダーバーグ監督のホラーサスペンス『アンセイン 狂気の真実』ではストーカーに追い詰められるヒロイン。引き出しの多い女優さんです。
冷たい美貌のカミラ役シルヴィア・フークスは『ブレードランナー 2049』(2017)でも冷徹なレプリカント役でしたっけ。今作でも緊張感に溢れた姉妹対決を見せます。この双子という設定ですが、たぶん結びつきの強さを出したかったんでしょう。全く似ていない2人なので、年の近い姉妹でも良かったんじゃない?黒尽くめのリスベットと、真っ赤なコートに金髪をなびかせるカミラの対決は目にも美しいです。
ミカエル役のスベリル・グドナソンは『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』(2017)のボルグでした。髪型が違うので、すぐに気づかず。

フェデ・アルバレス監督は『死霊のはらわた』リメイク(2013)で長編デビュー、息を詰めさせられた『ドント・ブリーズ』(2016)でヒットを飛ばしたウルグアイ出身の40歳。厳寒のストックホルムロケは大丈夫だったんでしょうか?(白)


2018年/イギリス、ドイツほか/カラー/シネスコ/115分
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
http://www.girl-in-spidersweb.jp/
★2019年1月11日(金)ロードショー
posted by shiraishi at 18:16| Comment(0) | イギリス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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