2023年03月25日

わたしの見ている世界が全て

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監督:佐近圭太郎
脚本:末木はるみ、佐近圭太郎
撮影:村松良
音楽:大橋柾人
出演:森⽥想(熊野遥風)、中村映⾥⼦(熊野実和子)、中崎敏(熊野拓也)、熊野善啓(熊野啓介)、松浦祐也、川瀬陽太、カトウシンスケ、⼩林リュージュ、新⾕ゆづみ、三村和敬、堀春菜

熊野遥風は、大学進学を機に実家を飛び出し、ベンチャー企業で活躍していた。しかし、目標達成のためには手段を選ばない性格が災いし、パワハラを理由に退職に追い込まれる。復讐心に燃える遥風は、自ら事業を立ち上げて見返そうとするが、資金の工面に苦戦。母の訃報をきっかけに実家に戻った遥風は、3兄弟に実家を売って現金化することを提案する。興味のない姉と、断固反対する兄と弟。野望に燃える遥風は、家族を実家から追い出すため、「家族自立化計画」を始める―。

遥風はデキル女性ですが、自信があるあまりやり方は強引で自分のペースだけで生きています。少しだけ他の人への配慮があれば波風たたないのに、見えているのは自分の世界だけ。一人で生きる分にはそれでいいですが、巻き込まれる周りは大変。クビになったときも、わが身を振り返ることはありません。
家を出たのも家族と価値観が違いすぎたから。今は自分の起業資金のために、親の残した実家を売ろうと躍起です。兄弟をなんとかしたくともモノを片付けるようなわけにいきません。親亡き後、どこにでも起こりそうなすったもんだが描かれます。
遥風の思惑は外れるのか?家はいったいどうなるのか?
あなたは誰に親近感がわくでしょうか?

佐近(さこん)監督、前作『東京バタフライ』に続く⻑編⼆作⽬。森⽥想(こころ)さんは、本作にて、マドリード国際映画祭主演⼥優賞(外国映画部⾨)を受賞しました。(白)


2022年/日本/カラー/アメリカンビスタ/82分
配給:Tokyo New Cinema
(C)2022 Tokyo New Cinema
https://tokyonewcinema.com/works/wataseka/
★2023年3月31日(金)ロードショー
posted by shiraishi at 14:52| Comment(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする