2022年09月04日

人質 韓国トップスター誘拐事件 原題: 인질(人質)

2022年9月9日(金) シネマート新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷他全国ロードショー
劇場情報
【キービジュアル】人質 韓国トップスター誘拐事件_R_R.jpg
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前代未聞の緊急重大ニュース!
韓国のトップスター、ファン・ジョンミンさんが誘拐されました!


監督・脚本:ピル・カムソン
製作:リュ・スンワン
製作総指揮:キム・ウテク
撮影:チェ・ヨンファン
編集:キム・チャンジュ
音楽:キム・テソン
字幕翻訳:根本理恵
出演
ファン・ジョンミン:ファン・ジョンミン
チェ・ギワン:キム・ジェボム
イ・ユミ:パク・ソヨン
リュ・ギョンス:ヨム・ドンフン
ヨンテ:チョン・ジェウォン
コ・ヨンノク:イ・ギュウォン
イ・ホジョン

『国際市場で逢いましょう』(2014)、『ヒマラヤ〜地上8,000メートルの絆〜』(2015)などに出演してきた、韓国のトップスター ファン・ジョンミン。韓国では主演作の累計観客動員が1億人を超え“1億俳優”とも呼ばれている。そんな彼の最新作『人質 韓国トップスター誘拐事件』は、ファン・ジョンミン自身が誘拐事件の人質となるトップスターを実名で演じた前代未聞の“リアル”サスペンス。映画そのものが、ネット時代の世間を騒がす“緊急重大ニュース”。誘拐・監禁されたファン・ジョンミンの決死の脱出劇を描いた。

武器は“演技力”。犯人を騙まさなければ、死が待っている!
命がけの脱出劇の現場に、観客は立ち会う。


ソウルで新作映画の記者会見に出席したファン・ジョンミンが、その夜、自宅前で突然拉致された。正体不明の若者たちにからまれ、誘拐されたファン・ジョンミン。パイプ椅子に縛りつけられた状態で意識を取り戻した。そして、自分が高額の身代金目当ての一味に誘拐されたことを知った。激しい暴力の末、脅迫され、身代金5億ウォンの支払いを約束させられてしまった。そして、彼を誘拐した若者5人は、ゲームを楽しむようにソウルを震撼させている猟奇殺人事件を起こした凶悪な集団だった。その事件で、同じ部屋に監禁されている女性ソヨンがいた。彼女をを励ましながら脱出策を模索する。しかし冷酷な誘拐グループは、大規模な捜査を繰り広げる警察を翻弄して暴走する。
やがて、一か八かの賭けに打って出たジョンミンは、誰も想像できない熱演で、誘拐犯たちをだまして、クライマックスにもっていく。韓国中が、なんの証拠も目撃者もなく消息を絶ってしまったファン・ジョンミンの話題で持ち切りになり、警察、関係者が懸命に行方を捜す中、唯一の武器である卓越した演技力で犯人たちと対峙する。共演はドラマ「イカゲーム」のイ・ユミ、ドラマ「梨泰院クラス」のリュ・ギョンス。

ファン・ジョンミンは、この作品の中で、半分近く縛られたままの状態で出てくる。その中での、葛藤、脱出方法を考え、行動を起こすまでの緊張感。若者たちも容赦なくスターを殴ってボコボコにする。目も当てられない。希望なんかないようにも思える。それでも、拘束されたファン・ジョンミンは希望を捨てず、逃げ出すすきを狙う。犯人たちとの駆け引き。 “演技力”を武器に、誘拐犯だけでなく、観客まで騙し、命がけの脱出を試みる。彼の作品を観続けて来た人にとっては、過去の映画でのファン・ジョンミンのセリフが出てきたりして、ニヤリとさせてくれる。
ファン・ジョンミンの出演3作目の『ワイキキ・ブラザース』が、ツインがやっているJAIHO(アジア系作品のネット配信サービス)で21年ぶりに今年(2022)上映され、イム・スルレ監督にインタビューすることができた。その作品はファン・ジョンミンはじめ、パク・ヘイルなど、今をときめく俳優が何人か出ていて、俳優の登竜門のような映画だった。そして、イム・スルレ監督は、新作の『交渉』でもファン・ジョンミンを起用。コロナの影響で、まだ未公開のようだが、これにはヒョンビンも出演しているとのことなので、絶対、日本でも公開されると思う。興味ある方は下記参照記事を覗いてみてください(暁)。

『ワイキキ・ブラザース』イム・スルレ監督インタビュー

公式HP https://hitoziti-movie.com/
2021年 韓国 韓国語 /94 分 シネスコ
2021年製作/94分/G/韓国
提供:ツイン、 Hulu/ 配給:ツイン G
英題:Hostage: Missing Celebrity

posted by akemi at 20:19| Comment(0) | 韓国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ダイナマイト・ソウル・バンビ

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監督・脚本・編集:松本卓也
プロデューサー:木全純治
撮影:岩崎登、とりやま先生、増本竜馬
音楽:マチーデフ、羽鳥惠介
出演:松本卓也 岡田貴寛 イグロヒデアキ 後藤龍馬 マチーデフ 島隆一 石上亮
工藤史子 志城璃磨 芝本智美 新井花菜 真千せとか(松本美樹) 木村仁 三浦ぴえろ 俊平 伊藤元昭 山下ケイジ
岩本聡 岩崎登 藤田尚弘 藤原未砂希 花 長尾光浩 美月ひなた 川井田育美 大木宏祐
山本久恵 稲波磨奈美 榊原真哉 渡辺信頼 荒木美紀 岡潤吾 佐藤淳
森恵美

インディペンデント映画業界で勢いのある若手監督の山本は、天野プロデューサーに見出され、低予算だが新作長編映画『ダイナマイト・ソウル・バンビ』制作の機会を得る。山本は仲間のスタッフ、キャストらと共に意気込み、プロチームと合同で撮影に挑む。その様子をメイキングカメラ担当の谷崎が記録していたーーー最低な監督と最高の仲間が選ぶ結末は?!

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2017年10月に撮影、2019年から様々な国の映画祭にて選出&受賞!その後も、追加撮影、編集を続け2022年劇場公開版が完成。5年がかりでの劇場公開となりました。
冒頭は山本たちのこれまでの短編映像、新作『ダイナマイト・ソウル・バンビ』に挑む山本は気合は十分、いや気負いすぎかも。その後本編撮影とメイキングが同時進行するパラレルな世界での群像劇が展開します。映画にかけるスタッフ、応えようとするキャスト、熱くなるあまりに目が曇ってくる監督・・・集まってくる者もいれば、離れていく者もあり。映画業界あるあるかもしれないあれこれがギューっと詰め込まれています。
実際のスタッフも巻き込んで、自ら主演の山本監督を演じた松本監督が骨身を削って作り上げ、コロナ禍の中で翻弄されながら、満を持して劇場公開となった一本。みんなほんとに「映画作りが好き!」というのがひしひしと伝わってきます。
松本監督、涼しくなるのでもう少し身体にお肉をつけてください。(白)


ダイナマイト💥告知活動はこちら

2022年/日本/カラー/99分
製作:シネマ健康会

https://cineken.com/movie/dynamite-soul-bambi/
★2022年9月10日(土)~16日(金)新宿K’s cinemaにて1週間限定レイトショー!
連日、松本監督をはじめ、豪華キャスト&ゲストたちがおりなすトークイベントも予定!


🏆Rising Sun International Film Festivalコンペティション部門 最優秀日本映画賞 受賞
🏆プチョン国際ファンタスティック映画祭(韓国)ワールドファンタスティック・ブルー部門選出
🏆Asia Film Art International Film Festival(香港)【BEST FEATURE FILM】
🏆Buffalo International Film Festival(ニューヨーク) 選出
🏆Madrid Indie Film Festival (スペイン) 選出
🏆Symbiotic Film Festival(ウクライナ) 選出
🏆Kiez Berlin Film Festival(ドイツ)【Honorable Mention】
🏆ARFF ベルリン インターナショナルアワード (ドイツ) 【Semi-Finalist】
🏆ゆうばり国際ファンタスティック映画祭 コアファンタ部門 選出
🏆函館港イルミナシオン映画祭 選出
🏆SeishoCinemaFes ベストロケーション賞 受賞
posted by shiraishi at 15:43| Comment(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする