2019年06月06日

アラジン(原題:Aladdin)

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監督:ガイ・リッチー
脚本:ジョン・オーガスト、ガイ・リッチー
撮影監督:アラン・スチュワート
編集:ジェームズ・ハーバート
衣裳:マイケル・ウィルキンソン
音楽:アラン・メンケン
作詞:ハワード・アシュマン、ティム・ライス
新曲作詞:ベンジ・パセック、ジャスティン・ポール
作曲:アラン・メンケン
音楽プロデューサー:マット・サリヴァン
出演:ウィル・スミス、メナ・マスード、ナオミ・スコット

ダイヤモンドの心を持ちながら、本当の自分の居場所を探す貧しい青年アラジンが巡り合ったのは、王宮の外の世界での自由を求める王女ジャスミンと、 “3つの願い”を叶えることができる“ランプの魔人”ジーニー。
果たして3人はこの運命の出会いによって、それぞれの“本当の願い”に気づき、それを叶えることはできるのだろうか──?

1992年に公開され、その年の世界興行収入№1となったアニメーション版『アラジン』が実写化された。ディズニーらしいゴージャスさとワクワクさがぎゅっと詰まった2時間8分である。
まず、アラジンとジャスミンが出会うシーンは泥棒と間違えられたジャスミンをアラジンが助けて、アグラバーの街中を逃げるのだが、息もつかせぬ場面転換にはらはらどきどき。ピタゴラスイッチで球が転がりながら、びっくりするような移動をするかのよう。観客の気持ちを一気に惹きつける。また、アラジンとアブーの息のあったコンビネーションも見事! 
そして、魔法のランプから出てきたジーニーに助けられながら、アラジンはジャスミンへの想いを叶えるため奮闘する。主従を超えた2人の友情が気持ちいい。ウィル・スミス演じるジーニーが茶目っ気たっぷりにテンポよく話を転がす。アニメ版で声を当てたロビン・ウィリアムズへのリスペクトも随所に感じられた。アラジンがジーニーの魔法で王子になり、王宮へパレードのように入っていくシーンは豪華絢爛さのクライマックス。魔法ってすごい。
しかし、魔法はあくまでもきっかけ。諦めずにがんばれば状況も変わり、夢は叶うと作品は伝える。(堀)


2019年/アメリカ/カラー/シネスコ/128分
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
(C) 2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
公式サイト:https://www.disney.co.jp/movie/
★2019年6月7日(金)全国公開
posted by ほりきみき at 02:39| Comment(0) | アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする