2019年02月10日

半世界

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監督:阪本順治
出演:稲垣吾郎、長谷川博己、池脇千鶴、渋川清彦、竹内都子、杉田雷麟、小野武彦、石橋蓮司

とある山あいの町。39歳になる紘(稲垣吾郎)は、父から引き継いだ炭焼き窯で備長炭を製炭し生計を立てている。中学からの親友で自衛官をしていた瑛介(長谷川博己)が突然町に帰ってくる。もう一人の同級生仲間・光彦(渋川清彦)と3人で久しぶりに飲む。瑛介は仕事も辞め、家族とも別れたというが、何があったかは多くを語らない。ひょうきんな光彦が、紘に対し「おまえ、家のことを奥さんに任せきりで息子にも関心ないだろう」とふっかけて場を盛りたてる。
40歳を目前にし、人生半ばを迎えた3人。これまでの自分を振り返り、これからの生き方を、ふと思う・・・

両親が亡くなり空家になっていた実家に引き篭もる瑛介。自衛官として海外派遣された時のことが心に重くのしかかっているようだが、多くは語られない。
紘は、炭焼きの仕事を引き継がなくてもいいという父への意地もあって、昔ながらの製法で備長炭を作っているが、得意先も安上がりな炭に乗り換える状況。妻の初乃(池脇千鶴)が、夫に内緒で売り込みに行く姿がいじらしい。
20年以上前に埋めたタイムカプセルを開ける場面がある。自分がかつて描いた将来の姿と現実は・・・? そして、反抗期にあった息子・明が選ぶ道は?
一度しかない人生。立ち止まって、これからを考えてみたくなること必至。
吾郎ちゃんに、ふつ~のおっさんが似合うのではと炭焼き職人を演じさせた阪本順治監督。でも、吾郎ちゃんから「これからセックス。邪魔しないで」なんて言葉が出ても、現実味がないなぁ~と。(咲)


東京国際映画祭の折の記者会見には、大勢の記者が詰め掛けました。
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吾郎ちゃんは、さりげなくスパンコールの光るスーツ。やっぱり華がありました。

☆2018年 東京国際映画祭 観客賞受賞

2018年/日本/カラー/119分
配給:キノフィルムズ
公式サイト:http://hansekai.jp/
★2019年2月15日(金)TOHOシネマズ日比谷他全国公開




posted by sakiko at 12:40| Comment(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする